バルク・クルーザー
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バルク・クルーザーは、戦艦と貨物船の両方の特徴を併せ持った時代遅れの大型艦船である。これらは帝国軍と反乱同盟軍の双方の宇宙軍で使用されていた。
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特徴
バルク・クルーザーには、ニュートロン・スター級やバトル・ホーン級など、いくつかの異なる機種が存在するが、全体的な作りはほぼ同じであり、30基のクワッド・レーザー・キャノン(前方と左右に各10基ずつ)と、前方に2基のトラクター・ビーム発生装置を搭載している。
歴史
クローン大戦直後に生産されたこれらのバルク・クルーザーは、宇宙で最もよく見られた艦船だが、その大半は故障の多さ、遅い速度、高い燃費などの理由から、改造した状態で使われているものだった。バルク・クルーザーという言葉自体が、もはやこのような一般的特徴を持つ船全般に対して使われているほどである。
同盟軍司令官たちの多くは、もはやこれらの船に戦闘力向上のための改造を行うなうことは資金の無駄だと考えており、代わりに外部ドッキング・ベイや修理施設を取り付けることで、多くの船を戦闘機用の母船として転用していた。乗員たちも激しい戦いは避けるよう命じられており、頼るべき主要な武器は宇宙戦闘機中隊という状況だったのだ。母船に転用されたバルク・クルーザーは戦闘機を3個中隊運ぶことができたが、他の船は同盟軍船団の護衛として使用されることが多かった。
帝国や様々な企業はバルク・クルーザーをパトロール船として使用し、重要な資産の置いてある星系を守っていた。さらに、これらの船は反乱軍艦船の追跡や、船団への攻撃してきた海賊との戦闘などにも使用されていた。