フォース・パイク
提供: スター・ウォーズの鉄人!
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解説
フォース・パイクは、先端に電荷チップの付いた1メートルほどの槍状の武器である。この武器は最大で7キロの重さがあり、軽快なスピードで巧みに操るためには相当な訓練が必要となる。衝撃震動波生成装置はパイクの柄の部分にあるパワー・セルからエネルギーを供給され、この震動は柄の内部に並んだ伝導回路によって先端まで伝達される。先端のパワー・チップは1秒間に数千の衝撃震動波を発生させ、この高速な動きによって岩や金属を簡単に切り裂くことができるのだ。戦闘時には軽く接触させるだけで相手に深手を負わせることができ、ときには致命傷を与えることもある。また、それほどの威力を必要としない場合には、スタン・モードにセットすることによって、4センチ以内に近づいた標的を麻痺させるようにすることもできる。
一般にフォース・パイクはその長さを活かして、突き刺すような攻撃に使用される。柄の部分は強く精練されたグラファイトで作られているため、戦闘時にも柔軟で曲がりやすく、疲労下にあっても折れてしまうことは少ない。また、柄の部分にはスイッチが取り付けられており、使用者はいつでも震動ブレードの出力を調整することが可能である。
フォース・パイクは各惑星の軍組織や警察で様々な用途に使われており、特に群集制御に重宝されていた。一方で、式典や船上における警備に使われることも多かったが、それは他の大型かつ強力な武器が非儀礼的であり、船内での使用が著しく危険だからである。そのため、パルパティーン皇帝を警備するロイヤル・ガードたちもフォース・パイクを携えていた。また、宇宙船を襲撃する海賊たちもフォース・パイクを使うことが多かったが、これは装甲板やエアロックを切断する際に便利だからである。
なお、フォース・パイクはその名に反してフォースとは一切関係がない。