プローラー1000探索ドロイド
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プローラー1000探索ドロイド、またはプローラー1000シーカー・ドロイド、アラキッド・シーカー・ドロイド、あるいは単にプローラー1000と呼ばれるこのドロイドは、クローン大戦中に共和国グランド・アーミーの兵士たちによって使用された小型プローブ・ドロイドである。
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特徴
アラキッド工業社製のプローラー1000を見ていると、このような小さなドロイドから恐ろしい後継機種が次々と現れたことは想像に難い。事実、プローラー1000のはるか後の後継機種であるアラキッドHKは、宇宙船をも飲み込む能力を有しているのだ。
アラキッド工業社はクローン大戦の数十年前にテクノ・ユニオンのメンバーに加わった企業である。探査および保安ドロイドの製造元である同社は、漠然とした恐ろしい設計哲学を通じて表現された、冷酷非情な企業という評判を得ていた。プローラー1000はこのルールから外れた数少ない例外の1つであり、ボナダンに生息するトータポに似たシェル・シャーシと、リパルサーリフト上で上下に神経質に揺れる癖から、いくらか可愛らしい印象を与えていたのだ。
ナブーの戦いの数年後に登場したプローラー1000は、当初、未知の地形を偵察するプローブ・ドロイドとして使用されていた。第2の機能は、保安部門が行う監視や法務作業の支援である。このドロイドの魚眼光受像器は、多重拡大とスペクトル・フィルターを通じて周辺の環境を記録することができた。また、他のセンサーやスポットライトによって、プローラー1000は暗闇の中でも機能することが可能だった。
プローラー1000の垂れ下がった繊細な操作アームの先端にはセンサーが取り付けられており、あらゆる物質の化学構成を分析することができた。また、これらの操作アームは標本を持ち上げ、採集するためのより強靭なものと交換することも可能である。そして、このドロイドは、地表と軌道との間をカバーできるアンテナによって、待機中の司令船からのシグナルを受信できる。プローラー1000は武器を装備していないが、技術者は最低限の再配線処理で軽量型ブラスターを装備させることも可能である。
歴史
アラキッド社はプローラー1000を含む多数の探査ユニットをパルパティーン議長と銀河共和国に売却した。しかし、ドゥークー伯爵が出現し、独立星系連合を創設すると、テクノ・ユニオンも分離主義勢力に加わったのだった。テクノ・ユニオンのメンバーだったアラキッド工業社もこの動きに同調し、共和国との契約も破棄されたのである。
しかし、アラキッド社の最高経営責任者、ホーディス・ボイルは、パルパティーンの側近の中にいた工作員からテクノ・ユニオンのワット・タンバー代表へのスパイ活動を依頼されたとき、活気を取り戻した。ボイルからの情報に対する見返りとして、パルパティーンはカミーノアンに、ダミー会社を通じて購入したアラキッド社製品でクローン軍を装備させるよう依頼したのである。
こうして、プローラー1000は敵兵の動きを追跡し続ける際に使用される、クローン・トルーパーの標準ツールとなった。ウータパウでオーダー66を受信したクローン・コマンダー・コーディは、暗殺を逃れたオビ=ワン・ケノービを地下洞窟で捜索する際に数機のプローラー1000を使用している。だが、このドロイドたちによる捜索はノス・モンスターの母親によって妨害された。彼女はドロイドが子供たちに近づきすぎたことを警戒し、それらをすべて飲み込んでしまったのである。
クローン大戦後、パルパティーンはテクノ・ユニオンを国有化した。しかし、アラキッド社はそのままの状態で残ることを許され、事実、同社はテクノ・ユニオン傘下で解体された多くの企業の資産を相続したのである。この復活劇は、アラキッド社と銀河帝国との密接な関係の始まりとなるのだった。