ポリス・マサン医療施設
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ポリス・マサン医療施設(ポリス・マサ医療センター)は、ポリス・マサの小惑星帯コロニーにある先進的な外科治療センターである。この施設はパドメ・アミダラがルークとレイアの双子を出産した場所だった。
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特徴
ポリス・マサ小惑星の入植者たちは、ポリス・マサの起源となった惑星で不可解な消失を遂げた原住民の謎を解明するべく、考古学的発掘調査を行っていた。やがて、このエイリアンたちはポリス・マサンとして知られるようになり、この不毛な小惑星に、小規模ではあるが効率的な文明を築き上げたのだった。ポリス・マサの大きな施設の1つが、外科および研究用途に使用されていた医療センターである。発掘現場から見つかった工芸品はこの施設へと運び込まれ、ポリス・マサンの宇宙生物学者によって調査されていた。彼らはこうした品物にクローニングに適した有機組織がないかスキャンしていたのだ。カミーノアンからクローニングの秘密を学んだポリス・マサンはこの分野の専門家であり、医療の専門的知識についても名声を得ていたのである。
医療施設は白いビルやドームなどの、小さな建造物の連続体として構成されており、施設の後方には明らかに他よりも高いメイン医療センターがそびえ立っていた。施設には離着陸パッドが連結されており、ポリス・マサを訪れたわずかな人々を医療センターへ容易に導くことができた。また、施設全体を見下ろす位置には観測ドームが作られていた。
ポリス・マサの医療施設の滅菌された内部には、完全装備の外科手術室が用意されていた。この手術室は数名のポリス・マサンの宇宙生物学者と医療技師によって監視されており、一方で、医療および助産ドロイドが外科治療や赤ん坊の分娩を行っていた。室内の壁にはディスプレイやスキャナーが並んでおり、トランスパリスチールの仕切りによって、外にいる見学者と手術室が隔てられていた。また、手術室の中心部には、1台のクッション式の手術テーブルが用意してあった。
歴史
銀河帝国の樹立直後、パドメ・アミダラはオビ=ワン・ケノービによってポリス・マサン医療施設に運び込まれた。危篤状態にあり、さらに双子の出産を控えていたパドメは、4人のポリス・マサン医療技師と医療ドロイドによって看病される。そして、助産ドロイドが彼女の出産を補助するが、医師たちに彼女を救うことはできなかった。双子は無事に誕生し、愛する家族のもとに託されたが、パドメは手術室で死亡したのだった。これは彼女の外傷によるものではなく、決して癒されることのない心の傷によるものだと考えられている。
帝国の台頭の間、この施設は小規模な反乱軍組織の拠点になっていたことが知られており、帝国情報部はここにデス・スターの設計図が送信されたと信じていた。この情報にしたがって、帝国軍の第501大隊が施設への侵略を行い、このエリアにおける反乱軍の活動をすべて葬り去ったのだった。