全地形用攻撃ポッド
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ポッド・アタック・ウォーカー(PAW)とも呼ばれる全地形用攻撃ポッド(AT-AP)は、クローン大戦の終盤に向けてAT-PTやAT-TEの発展型として開発された3本脚のウォーカーである。
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特徴
一定の成功を収めた全地形用単座式歩行兵器(AT-PT)の大型版である全地形用攻撃ポッド(AT-AP)は、AT-PTを複座式に改修したものである。単独で配置されるにはまだ小さすぎるが、AT-APは戦場の歩兵を移動式中距離砲へと変える能力を有していた。
調整可能なサスペンション・システムによって、AT-APは起伏のある地形でも安定性と機動性を維持することができた。また、不安定な地形を歩行するときや、機体の中央に据えられたヘヴィ・プロジェクティル・キャノンを発砲するときには、第3の脚を下ろすことによってさらに安定性を増すことができた。
頂部に搭載された旋回式ブラスター・キャノンには砲手用の座席が付いており、通常はウォーカーの装甲の外にあるキャビンに座った3人目のクローン・トルーパーがこれを操作するが、副操縦士が遠隔操作を行うこともできた。また、この座席の後方には備品箱があり、ウォーカーの関節部などの機械的な故障を修理するための道具類が収納されていた。さらに、ウォーカーのキャビンの下からは、枢軸に取り付けられたミディアム・レーザー・キャノンがぶら下がっていた。
歴史
クローン大戦が激化したため、共和国グランド・アーミーは戦場を歩くより新しい、より多用途な装甲戦車で地上部隊を編成するようになった。ポッド・アタック・ウォーカーと称されるこの2脚歩行モデルは、大型キャノンと長距離射撃の際に安定を維持するための第3の脚を持っていた。クローン・トルーパーの操縦士たちは、キャッシークやフェルーシアなどで繰り広げられた激しい戦いで、このウォーカーを操縦していたのである。