<デヴァステーター>
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<デヴァステーター>は、帝国宇宙軍のインペリアルI級スター・デストロイヤーである。この艦は<タンティヴィIV>を拿捕したダース・ヴェイダーの一時的な旗艦として有名だった。
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特徴
<デヴァステーター>は就役中に初期設計から大幅な改良が施され、武器とその他の装備が増強されたことが知られている。
歴史
ヤヴィンの戦いの7年前、<デヴァステーター>はダース・ヴェイダーの個人的な艦隊に所属していた。ファリーンにあった秘密の生物兵器研究所で悲惨な事故が発生したとき、ボルヴァン艦長は地上部隊による攻撃を進言したが、ヴェイダーは<デヴァステーター>にターボレーザーによる軌道からの爆撃を命じ、研究所とその周辺一帯を「消毒」したのだった。
ヤヴィンの戦いの直前には、<デヴァステーター>はタイオン卿の旗艦として、反乱同盟軍の前哨基地への軍事行動に使われていた。タイオンの指揮下で、<デヴァステーター>はラルティアの制圧にも参加している。
タイオンが死ぬと、ヴェイダーは<デヴァステーター>を自分の旗艦とし、第1デス・スターの設計図を盗んだ反乱軍の追跡を開始した。そして、ヴェイダーはトプワラで<タンティヴィIV>を発見し、タトゥイーンまで追跡するが、誤って<タンティヴィIV>の囮船、<タンティヴィV>を拿捕してしまう。だが、ヴェイダーはすぐにこの間違いに気づき、およそ1時間後に本物の<タンティヴィIV>を捕らえたのだった。タトゥイーンの反乱軍を殲滅し、逃走した<ミレニアム・ファルコン>の追跡を行ったのも、悪名高き第501大隊を含む<デヴァステーター>の軍である。その後、<デヴァステーター>はマルチヴ・ワーミス艦長の指揮のもと、ゴーディアン・リーチの封鎖、アルターの戦い、その他の任務に参加したのだった。
そして翌年、この艦はキャッシークの封鎖にも従軍している。
その後と破壊
その後、<デヴァステーター>はネヴィック艦長の指揮下に置かれた。帝国保安局長官でありヴェイダーのライバルでもあったエージェント、ソレインが反乱軍スパイを追跡するためにこの艦を徴用したのである。だが、コルラーグにスパイがいると信じるソレインと、アルフェストリルにいると信じるネヴィックとの間で意見が対立する。ソレインは自分の意見を通すためにネヴィックを処刑したが、ヴェイダーはコルラーグで<デヴァステーター>を妨害し、ネヴィックを処刑した罪でソレインを殺したのだった。
その後、<エグゼキューター>の完成に伴い、ヴェイダーは旗艦を変えたが、<デヴァステーター>は彼の指揮下にある反乱軍殲滅部隊、すなわち死の小艦隊の一部として残された。この艦は艦隊の一翼としてホスの戦いにも参加している。やがて、<デヴァステーター>はエンドアの戦いで宇宙戦闘機の集中攻撃を浴び、破壊されたのだった。