カダーヴォ奴隷矯正施設
(ザイゲリアン労働者矯正ハブから転送)
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カダーヴォ奴隷矯正施設は、ザイゲリアン奴隷ギルドによって惑星カダーヴォに建造された施設である。この建造物は惑星の巨大火山の大型カルデラの上空に浮遊していた。
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特徴
この奴隷矯正ハブは高い円筒形のビルであり、その内部には売り払われるのを待つ多数の奴隷たちが収容されていた。矯正ハブは数基の強力なリパルサーリフトで溶岩の上に浮いており、さらにカルデラの周囲に取り付けられた4本のケーブルで固定されていた。
歴史
クローン大戦中、この施設はキーパーの異名で知られる肥満体のザイゲリアン、アグラスによって管理されており、ザイゲリアンの奴隷商人と、ドゥークー伯爵から与えられたB1バトル・ドロイドによって厳重に警備されていた。
キロス星系でドゥークー伯爵によって誘拐されたトグルータの入植者たちは、しばらくの間ここに収容されていた。また彼らの救出作戦に失敗した後、オビ=ワン・ケノービとキャプテン・レックスも鎖でつながれ、このハブに送られたのだった。
その後、アナキン・スカイウォーカーが大規模な共和国部隊を率いてオビ=ワンと他の囚人たちの救出に訪れた。ジェダイたちは多数のトグルータを救出し、キーパーを逮捕することに成功する。この経験はオビ=ワンに強い反奴隷制感情を植え付け、彼はアナキンの過去の境遇により強い同情心を抱くようになったのだった。
一方、パルパティーン最高議長はこの矯正施設を将来的に銀河共和国で利用したいと考え、そのままの状態で維持しておくよう命じていた。だが、この施設の利用価値は1つしかないと考えるアナキンとオビ=ワンは議長の要請を無視し、この奴隷要塞を完全に破壊したのである。