ASPシリーズ・ドロイド
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ASPシリーズ・ドロイド、または単にASPドロイドは、インダストリアル・オートマトン社製の汎用労働ドロイドであり、銀河系全域で使用されていた。
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特徴
ASPシリーズ・ドロイドは勤勉でシンプルな構造をした労働ドロイドである。クローム・メッキを施された極めて実用本位の外観は、概ねヒューマノイド型をしており、剥き出しの油圧ピストンとサーヴォモーターから動力供給を受ける単純なジョイントで連結された頑強で実用的なフレームを有していた。
インダストリアル・オートマトン社のASPユニットには数多くの種類が存在しており、幅広いサイズと機能が提供されていた。その多くはアドオン方式で装備品やソフトウェアをカスタマイズできる単純な第5種労働ドロイドである。特に汎用型労働モデルであるASP-7では認識能力も制限されており、音声合成装置にも余計な機能が一切付いていないため、「はい」か「いいえ」のどちらかの反応しか返すことができなかった。
歴史
モス・アイズリーのユージーン・トールモント総督は市内全域に散らばる数多くのASPドロイド・チームを所有しており、その中の特殊な1体であるASP-704には、モス・アイズリーの通信網に多数の通信中継機を設置する任務が与えられていた。たまたま近くを通りかかった帝国軍のマークIV・プローブ・ドロイドと口論になることも多く、短気なASP-704がこの迷惑なプローブ・ドロイドをいきなり叩き落とす場面もよく見られた。
ASP-7より大きく、より複雑な機種がASP-19ドロイドである。これらはライトセイバーの訓練のために特別な改造を施されており、ダース・ヴェイダーもASP-19にキラー・ドロイドというあだ名を付け、セイバーの技術を磨くためにこの格闘ドロイドの小隊とスパーリングを行っていた。