CR-20兵員輸送船
(CR-20から転送)
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リパブリック・キャリアーとも呼ばれるCR-20兵員輸送船は、クローン・トルーパーの小部隊を運用するために使われた輸送船の一種である。
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特徴
兵員輸送船の最大の弱点は、惑星への出入り際に地上にいる敵からの攻撃を受けやすいことである。そのため、CR-20はツイン・ターボレーザー・キャノンを2基搭載することで、反撃態勢を整えていた。また、全長60メートルほどのCR-20はリパブリック・クルーザーより小さいが、内部区画はより多くの乗員を収容できるように拡張されていた。この船は最大で、40人以上のクローン・トルーパーと12台の74-Zスピーダー・バイク、およびそれらに付随する装備品一式を運ぶことができるのだ。また、この船の操縦にはパイロットが2名、通信士官が1名、そして3人の技術者が必要となる。
歴史
小規模な歩兵部隊を要するが、その惑星に対してアクラメーター級アサルト・シップを送り込むことが現実的でないような特別な軍事行動が発生した場合、銀河共和国はCR-20兵員輸送船を使ってクローン・トルーパーの小隊を宇宙の果てへと派遣した。コレリアン・エンジニアリング社製のCR-20輸送船は、当初、地方セクターの警備隊組織での使用を想定して開発されたものである。クローン大戦の勃発から約1ヵ月後、共和国はコレリアン・スペースの外側で過剰になっていたこの輸送船を入手し、迅速に戦略的な攻撃ポイントへと移送したのだった。