JT-12ジェットパック
(JT-12から転送)
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JT-12ジェットパックは、クローン大戦前にメル=ソン・ミューニションズ社で開発された個人用ジェットパックである。
JT-12はMM9ミサイル・ランチャーを装備した小型ジェットパックであり、重装甲のミトリノモン・トランスポート社製Z-6ジェットパックとよく似ている。賞金稼ぎジャンゴ・フェットはこの2機種を好んで使用していた。
解説
ミーコ・ジンティを追跡していたジャンゴ・フェットは、競技場の昆虫種族ボーヘックに襲われた際にJT-12を失った。彼はアウトランド・トランジット・ステーションでこのJT-12を見つけ、ステーションの商業セクターの曲がりくねった通りで再び賞金首ジンティを追跡したのだった。
フェットはJT-12とZ-6を繰り返し交互に使っていたが、後者はカミーノでのオビ=ワン・ケノービとの戦いの際に破壊されている。その後、フェットはJT-12を装備してジオノーシスへ向かい、ペトラナキ・アリーナでのメイス・ウィンドゥとの一対一の戦いでそれを使用した。だが彼は怒り狂ったリークに襲われ、ジェットパックを破損させられてしまう。そして、ジャンゴはバランスを崩しながらも立ち上がり、リークをブラスター・ピストルの一撃で仕留めると、自分に向かってくるウィンドゥに気づいたのだった。彼はジェットパックで空へ逃げようとするが、装置は起動しなかった。ジェダイ・マスターはライトセイバーの弧を描く一振りで賞金稼ぎの首をはね、同時にミサイルの弾頭を切断したのである。
JT-12の改良型も、クローン・ジェット・トルーパーやマンダロリアン・デス・ウォッチのメンバーによって多数使用されていた。これらはMM9ミサイルを大型のZ-6対車両用自動追尾ミサイルに換装したものである。