ローグ級ポラックス38・スターファイター
(P-38・スターファイターから転送)
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ローグ級ポラックス38・スターファイターは、ウータパウ・スカイフォースでウータパウンたちが使用していた、ハイパードライブを持つ頑丈な宇宙戦闘機である。
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特徴
ポラックス38は宇宙空間を航行することができ、敵の活動を早期に発見できる高性能長距離型センサー・システムを装備していた。また、この大型戦闘機は単独でハイパースペース・ジャンプを行うことができるため、タラバ・セクターの奥深くに位置する惑星ウータパウを防衛することができたのだった。多目的スラスター、デュアル・リアクター・システム、高性能偏向シールドに支えられたP-38は、防衛軍にとって価値ある存在だったのである。
単独での星間航行能力は、この戦闘機の用途を確実に広げていた。これらは独立星系連合のヴァルチャー・ドロイド・ファイターやトライ=ドロイド・ファイター、共和国のVウィングやイータ2などの艦隊を拠点とする小型戦闘機と比べて、より長期にわたる苦しい任務にも耐えられたのである。
ポラックス38はブーパー・トースキル・アベイ・デバイス社の製品であり、1人のパイロットだけで操縦可能だが、その際には保護用呼吸マスクを着用する必要があった。機体内部には20日分の空気、燃料、食料を貯蔵しておくことができ、主な搭載武器は2基のレーザー・キャノンである。この戦闘機の小さなコクピットには小柄なウータイが1人だけ座ることができ、長身のパウアンが入ることはできない。ただし、一部のポラックス38にはIG-100マグナガード向けにコクピットを改修した機体も存在していた。
歴史
クローン大戦中、アナキン・スカイウォーカーがロッタをジャバ・ザ・ハットに返すためタトゥイーンに到着したとき、彼がアサージ・ヴェントレスから奪った<トワイライト>はIG-100マグナガードの操縦する2機のポラックス38からの攻撃を受けた。スカイウォーカーは<トワイライト>でそれらを撃退することができたが、航行不能となり、タトゥイーンに不時着したのだった。
また、デュロスの賞金稼ぎキャド・ベインもポラックス38・スターファイターを所有していた。彼の<ザナドゥ・ブラッド>と名づけられたP-38は、独立星系連合から彼の働きに対する報酬の一部として提供されたものであり、大幅な改良がなされていた。
CISの司令官、ゾロガストもP-38を所有しており、分離主義勢力によって占領された惑星ティラーンにそれを保管していた。しかし、彼の機はティラーンの戦いの際に銀河共和国によって押収されている。
また戦争の最後の年には、グリーヴァス将軍のドロイド軍がウータパウを侵略した。このときウータパウの宇宙港管理官ティオン・メイドンは、旧式ではあるが貴重な資源だったP-38を隠すよう命じている。彼は分離主義勢力への反抗の好機が訪れるまで、これらの船と優秀なパイロットたちを温存しておきたいと考えていたのだ。
そしてジェダイ将軍オビ=ワン・ケノービ率いる共和国グランド・アーミーが到着すると、ティオンは秘密のハンガーからP-38を召集し、分離主義勢力への反撃に使用した。オビ=ワンの到着の間にテクノ・ユニオン・ライト・インターセプターと交戦したウータパウ・スカイフォースの中隊は、ウータイ空軍のセニン・ヴァント准尉によって率いられていた。