TIE/adスターファイター
（TIEアヴェンジャーから転送）
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
TIE/adスターファイター、またの名をTIEアドヴァンストは、ダース・ヴェイダーのTIEアドヴァンストx1から発展した一連の宇宙戦闘機シリーズの最終進化形である。ヴェイダー卿専用機との混同を避けるため、この機種は通称のTIEアヴェンジャーで呼ばれることが多かった。
これまでのTIEシリーズ宇宙戦闘機と反乱同盟軍の戦闘機の成功を組み合わせたTIEアヴェンジャーは、質より量という銀河帝国の教義から脱却して作られた最初の戦闘機の一種である。偏向シールド、ハイパードライブ、弾頭発射管を組み合わせたこの戦闘機は、帝国軍と反乱軍の既存の戦闘機をはるかに凌駕する速度と機動性を有していた。そのため敵パイロットからは「ブライト」と呼ばれることもあった。
特徴
ダース・ヴェイダー専用のTIEアドヴァンストx1は新型TIEシリーズ・テクノロジーの試作機として開発されたものだが、TIEアヴェンジャーはまさしくその最終結果といえる機種である。より正確に言えば、これはヤヴィンの戦いに続く時代の最終結果なのだ。事実、この時代には無数の試作兵器が開発されており、その生産ペースはクローン大戦当時にも匹敵するものだった。
完成した改良型TIEファイターは高速再充電が可能なノヴァルデックス社製偏向シールドと大型ツイン・イオン・エンジンを搭載しており、この高性能に熱狂した帝国宇宙軍の将校たちから「アヴェンジャー（報復者）」と称されるようになった。この戦闘機の動力はシーナー・フリート・システムズ社製I-s3aソーラー・イオン化リアクターによって供給され、2基のP-sx7.4イオン・エンジンによって宇宙空間を航行する。また、TIEアヴェンジャーは武器として1対のL-s9.3レーザー・キャノンを標準で装備しており、さらに1対の弾頭発射管を外付けすることも可能だった。
歴史
TIEアヴェンジャーは確かに戦闘において一定の成功を収めたが、高コストであることもまた事実であり、最終的にはより安価で人気を博したTIE/INインターセプターの増加によって姿を消していったのだった。
