WLO-5・スピーダー・タンク
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WLO-5・スピーダー・タンク、別名ユブリキアン・タンク、パイレーツ・タンクは、惑星フローラムを拠点とするウィークェイの海賊団が使っていた重武装かつ重防備のリパルサークラフトである。これらは独立星系連合が使用していたAATと同等の兵器だと考えられている。
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特徴
この戦車には機体の両側に大型タービン・エンジンが搭載されており、機体上部に360度回転可能な1基のヘヴィ・レーザー・キャノン・タレットを装備していた。また、このタンクは機首にも対人用ブラスターが取り付けられていた。タレットの砲手はレーザー・キャノンの後ろにある開放型の席に座り、さらに2人の乗員が装甲に守られた内部で操縦を行う。追加要員の作業はセンサーとコンピューター式照準ソフトウェアの操作である。
また、この戦車は兵員輸送艇としても使用され、海賊たちは機体の中段区画から外へ飛び出すことができた。この戦車は使い勝手がよく、修理や改造も容易であるため、海賊たちの間で人気があった。フローラムを拠点とするホンドー・オナカーの海賊団もWLO-5を数機所有していた。これらは独立星系連合で使用されていたAATと操縦法が同じであり、WLO-5はAATよりも機動性に優れるが、代わりに火力が劣っていた。
歴史
アナキン・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービを救出する際、グンガンの代議員ジャー・ジャー・ビンクスは、この戦車の前を進んでいた海賊たちと遭遇し、捕らえられてしまった。だが、戦車の上を歩いていたジャー・ジャーは不器用にも足を滑らせ、そのはずみで戦車をパワー・ラインへと向かわせてしまう。その結果、海賊の基地は停電となり、電気ショックによる拷問を受けていた2人のジェダイを解放することができたのだった。その後、ジャー・ジャーとクローン・トルーパーたちはこの戦車の中に姿を隠し、海賊の基地へと近づいたのである。