オーフニ
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オーフニは、惑星アリーンの地下世界で暮らしていた、爬虫類を祖先に持つ女性である。
経歴
オーフニはアリーンの地下世界で暮らしていたため、地上の空気は彼女にとって有毒だった。地下世界を地上から分離していた封印が開かれたとき、彼女とその隣人である樹木に似た種族キンダローたちは、流れ込んできた地上の空気によって苦しめられたのである。オーフニは地上の住人であるアリーナたちがこの苦しみの根源であると訴え、キンダローたちが激しい地震を起こすことでこの害悪に対抗した。この地震によって多数のアリーナが犠牲となり、地上の建造物にも深刻な被害がもたらされたのである。
共和国グランド・アーミーによって派遣された救援部隊と共にこの惑星に到着したC-3POとR2-D2は、その直後に発生した地震によって地下世界へと落下してしまう。オーフニがきらめく塵の姿で彼らを追うと、C-3POは自分たちが襲われていると考えた。その後、2体はキンダローたちと遭遇する。彼らは2体のドロイドを友人だと認識し、彼らをオーフニのもとへと導いた。キンダロー曰く、オーフニが彼らの地底からの脱出の助けになるだろうというのだ。やがてドロイドたちが広大な円形の部屋にたどり着いたとき、彼らを追っていた紫色と白色の輝きの正体こそがオーフニだと判明する。彼女はC-3POを食べようとするが、無駄だった。C-3POの捕食に失敗した彼女は、ドロイドたちにアリーナと地下住人たちとが交わした契約について説明を開始する。それによると、両者にとってそれぞれ他方の空気は有毒であり、呼吸ができないため、地上と地下の分離がなされたというのだ。だがどういうわけか地下世界への扉が破られてしまい、地下住人たちはこの問題を解決するために、地震を発生させたのである。オーフニは2体のドロイドに謎を与え、彼らの熟考に任せて部屋から姿を消した。そしてR2-D2が素早くオーフニの謎の答え、すなわち「川」を導き出す。R2-D2が床に刻まれた自然の紋章に水を撒くと、激しい水流が湧き出し、その結果ドロイドたちは地上へと押し出された。その後、2体のドロイドは封印をずらして穴を塞ぎ、地下住人たちへの脅威を排除したのである。