HH-15プロジェクティル・ランチャー
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ゴラン・アームズ社製HH-15プロジェクティル・ランチャーは、レベル・ヴァンガードをはじめとする反乱同盟軍の地上部隊が使用していた携帯用ミサイル・ランチャーである。
解説
クローン大戦後におけるシールド・テクノロジーの発達によって、宇宙戦における投射型兵器の重要性は薄れたが、その反面、地上および大気中における戦闘ではミサイル兵器が全盛期を迎えることになった。地上に設置されていた巨大な砲塔も小型化され、1人の兵士が可動式ミサイル・プラットフォームとして活躍し得るようになったのだ。事実、これらの兵器の存在は戦場での動きが鈍い武装師団にとって密かな脅威となりつつあった。
ゴラン・アームズ社製HH-15プロジェクティル・ランチャーは、反乱同盟軍の前衛部隊における要の存在だった。帝国軍の近代的な兵器と比べると時代遅れであったことは否めないが、HH-15には信頼性もあり、敵の防衛施設を貫通して破壊するのに十分な威力を誇っていた。この肩に背負って点火するタイプのミサイル・ランチャーは、震盪ミサイルから小型プロトン魚雷弾頭まで、様々な種類の弾頭を装填することができ、極端な気候条件下でも使用に耐えうる頑丈な作りをしていた。この兵器は帝国軍で使用されるミニマグPTLなどに見られるような洗練された照準システムこそ備えていないが、反乱軍の前衛隊は肉眼による手動捕捉に自信を持っていたのだ。