スタン・カフ
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スタン・カフ、またはバインダーは、囚人の腕の動きを封じるための装置である。これらは薄く、あるいは細く作られているが、非常に頑丈で壊れにくい。通常、スタン・カフは囚人の両腕を拘束するために使われるが、囚人をさらに動きにくくするために両足や、片足と片腕に使用することもあった。
特徴
スタン・カフは腕や足を縛ることによって囚人の動きを制限するために使用する、いくつかの拘束器具の1つである。スタン・カフや同種の装置であるマグナカフなどは安価だが極めて効果的な道具であり、あらゆる刑務所や帝国軍の施設で使用されていた。
バインダーは入手可能なものの中で最も基本的な拘束器具の1つである。極めて弾力性の高いデュラスチールで作られたバインダーは、成人したウーキーの囚人を拘束できるほどの強度を有していた。また、異なるバインダーは多種にわたる複雑なロック機構を備えていた。最も単純な機種は標準的なキー・ロック方式のメカニズムを採用しており、一方で他の機種はコード入力方式、キーコード・チップ・リーダー、あるいは認証スキャナなどを使用していた。
マグナカフはバインダー技術のわずかな進歩の象徴である。バインダーとよく似ているが、マグナカフは小型の極小電磁場生成装置によって、構造上の強度を高めていたのだ。この磁場は補助ロック機構として機能し、さらにデュラスチールの強度を3倍にしたことで、力づくでの解除をほぼ不可能としていた。この磁場はコードデータ・チップ、または登録された指紋を識別するようプログラムされたスキャナを通じてのみ、消すことができるのだ。
スタン・カフはマグナカフをさらにもう一段階発展させたものである。この拘束器具にもマグナカフの磁場生成装置が使用されていたが、さらに1組の電気スタン・フィラメントも追加されていた。これらのスタン・フィラメントは遠隔操作で起動することができ、手に負えない囚人を気絶させることも可能である。