帝国軍砲手
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帝国軍砲手は、帝国軍の大型艦船、軍事基地、そして最も有名なデス・スターなどの様々な武器を操作する帝国宇宙軍の一員である。
その1人、ニクレア・ヴァーニリアンは第1デス・スターやインペリアルII級スター・デストロイヤー<パルサー>で砲手として働いていた。
解説
帝国宇宙艦隊の巨大兵器は、特殊な黒いユニフォームを着用した熟練の帝国軍砲手たちによって操作されていた。砲手の素顔は頭を包み込むバイザー付きの大きなヘルメットによって完全に隠されていたが、この黒いヘルメットは中性合金で作られており、ビュープレートと組込み式の照準コンピューターが内蔵されていた。また、これはターボレーザーやデス・スターに搭載されたスーパーレーザーのような巨大キャノンからの危険なフラッシュバックを防ぐためにも役立っていたのである。
帝国軍の砲手たちはパイロット部隊の特殊な一部門である。帝国宇宙軍に所属する砲手の大半は訓練中のTIEパイロットか、あるいはパイロット試験に不合格となった兵士たちであるが、特殊兵器に関する知識を持っていることが要求された。かつては宇宙軍の新兵に砲手を志す者はほとんどいなかったが、砲手部隊はそれでも忠実かつ任務に対して熱心な一団として知られていたのだった。デス・スターや<エグゼキューター>などの重火器に配置された砲手部隊の指揮官は、これらの兵器システムが持つ想像を絶するエネルギーを注意深く管理してオーバーヒートを未然に防ぎ、破壊的パワーを均衡状態に保つよう努力していた。