フローン・ランプロイド
| ||||||||||||||
|
解説
フローン・ランプロイドは、銀河系のワイルド・スペースに属する惑星フローンに原住する、ヘビに似た温血種族である。彼らは故郷に存在する多くの危険を乗り越え、銀河系で最も恐ろしい捕食者の一種へと進化したのだった。
腸内寄生虫から進化したと考えられているフローン・ランプロイドの体は、灰色の皮と分厚い筋肉で巻かれた肉塊であり、先端には有毒な牙が並んだ大きな顎が付いている。ヘビと同様に、ランプロイドの肉体は攻撃にも防御にも使える天然の武器である。彼らの複数の舌には他の多くの種族にとって有毒な唾液が含まれており、彼らはこの舌を匂いを嗅ぐためにも使用している。さらに、これらにも尖った毒針が生えており、驚異的な速さで攻撃を行うことができるのだ。また、狩猟種族であるランプロイドは、捕らえた獲物を押さえつけ、殺すために長い体を使用する。彼らは光を捉えるために眼柄の先端にあるセンサー器官を使用し、しばしば他の肉食獣から逃れることが可能である。
銀河系の大半の人々は、ランプロイドをただの動物だと考えているが、実際の彼らは高度な知性と感覚を持った種族である。さらに、フォースを感知するランプロイドの存在も確認されており、テレパシーによって相互の感情を伝える能力を持つ個体も存在する。ただし、この能力は種族全体の特徴として知られているわけではない。また銀河内乱の最中、フローン・ランプロイドは反乱同盟軍を支持し、しばしば新兵の勧誘などを行うことで彼らを背後から支えていた。