トレック・モロック
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トレック・モロックは、パルパティーンの銀河帝国に仕えていたコルラーグ出身の軍高官である。将軍の地位にあった彼は、カシオ・タッグ高位将軍の配下で初代デス・スターの地上軍作戦主任を務めていた。直属の上官であるタッグがかなり用心深い性格だった一方で、モロックは大きなリスクを取ることに寛容だった。そのため、彼はタッグと個人的な討論でも激高することが多かった。オーバーセクター・アウターのグランド・モフ、ウィルハフ・ターキンが帝国元老院の解散を報告したとき、モロックはデス・スターの会議室に姿を見せていた。
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経歴
トレック・モロックは、コア・ワールドの惑星コルラーグで人間の両親のもとに生まれた。クローン大戦終結後のあるとき、彼はパルパティーンの銀河帝国に帝国地上軍の軍人として加わっている。そして軍での経歴を積み上げていったモロックは、ついに将軍の地位に昇格したのだった。またヤヴィンの戦いの直前までに地上軍作戦主任に就任した彼は、初代デス・スター・バトルステーションに配置され、作戦本部の長、カシオ・タッグ高位将軍の直属の部下となった。だが、モロックはこの上官を保守的すぎると判断しており、2人は軍事政策面でたびたび意見に食い違いを見せるようになる。そしてこの年の3ヶ月めのあるとき、銀河皇帝パルパティーンが帝国以前の民主政府の最後の遺産である帝国元老院の解散を宣言した。オーバーセクター・アウターのグランド・モフ・ウィルハフ・ターキンがこの知らせを持ってきたとき、モロックは他の高官たちと共にデス・スターの会議室での会合に参加していた。だがその後程なくして、デス・スターはヤヴィンの戦いの間に反乱同盟軍によって破壊されたのである。
人物と特徴
人間男性のトレック・モロックは、やや長めの赤茶色を髪を伸ばし、首の後ろに垂らしていた。彼は危険を顧みない性格であり、上官と激しい議論を交わすことが多かったが、それは個人的な会話のときに限られていた。
装備
任務の間、トレック・モロックは、ダブルの上着とズボンからなる明るい灰色をした帝国軍の制服を着用し、黒いブーツを履いていた。また、彼の左胸には6つの四角い階級章が付けられていた。