バラ=ティク
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バラ=ティクは、グアヴィアン・デス・ギャングの交渉人である。彼は高名な密輸業者ハン・ソロとの取引を担当し、ハンがラスター狩りのために借りた金の取り立てを行っていた。一方、ハンはカンジクラブとも取引を行っていた。
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経歴
バラ=ティクは銀河内乱後の数十年にわたってグアヴィアン・デス・ギャングのエージェントとして活躍していた。その間に、バラ=ティクは著名な密輸業者、ハン・ソロと知り合うことになる。それ以来、バラ=ティクはソロを価値ある情報源と見なし、彼から多くの利益を得たのだった。そしてファースト・オーダーとレジスタンスとの抗争の間に、グアヴィアン・デス・ギャングはプラーナ王にラスターを提供するため、ハンとその相棒、ウーキーのチューバッカを雇った。デス・ギャングには知らされていなかったが、このときソロはカンジクラブからも同等のクレジットを受け取っており、両者を騙すつもりいたのである。両組織はソロの目論みを知ると、貨物船<エラヴァーナ>に乗り込み、彼と対峙した。我慢の限界に達したバラ=ティクが先に到着し、ソロとの交渉を開始する。この老獪なコレリアン密輸業者の欺瞞を知る彼は、ソロを銀河系で最高のペテン師と称し、彼のやり方を古臭いと断言したのだった。
やがてカンジクラブが到着したとき、バラ=ティクはソロがBB-8を所持していることに気付いた。このアストロメク・ドロイドは流浪中のジェダイ・マスター、ルーク・スカイウォーカーの居場所を示す地図の一部を持っていたため、ファースト・オーダーに追われていたのである。また、BB-8と共に逃走中の2人のお尋ね者、レイとフィンもソロによって船内に匿われていた。彼らはこのときの会話から、バラ=ティクが2人を殺し、ドロイドを奪おうとしていることを知る。レイはソロとギャングたちとの間にあるドアを閉めようとするが、思いがけずラスターを解放してしまった。凶暴な生物たちが船内の通路に現れ、グアヴィアン・デス・ギャングとカンジクラブのメンバーたちを殺害していく。この混乱の中、ソロたちは取り戻したばかりの<ミレニアム・ファルコン>へと逃げ込み、バラ=ティクは彼らの脱出を見留めることになった。その後、彼は部下に命じ、ファースト・オーダーにドロイドがソロと共に<ファルコン>に乗っていることを知らせたのである。
人物と特徴
バラ=ティクは茶色の髪を生やした人間男性である。彼は銀河系のコア・ワールドで広く見られる歯切れの良いアクセントというよりは、ややきつい印象のベーシックを話していた。バラ=ティクの左足は機械でできた義足であり、彼はそれを隠していた。彼はハン・ソロとチューバッカを情報源としてよく利用しており、デス・ギャングもこの老獪なコレリアンの密輸業者のやり方に苛立ちを募らせてはいたが、互いに利益を得る関係を築いていたのである。ソロのことをよく知るバラ=ティクは、数人の衛兵を連れて<エラヴァーナ>に乗り込んだ。彼はソロが船のエアロックの近くでブラスターによる銃撃戦を行うほど愚かではないと信じていたのだ。
装備
すべてのグアヴィアンと同様に、バラ=ティクは闇市場における最新式の武器テクノロジーを利用していた。極めて強力なブラスター・ボルトを放つ、トストヴィン・ミューニションズ社製の衝撃キャノンはその1つである。彼はこの武器を<エラヴァーナ>でハン・ソロとラスターに使用した。