ジュアニ
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ヤヴィンの戦いの4,000年前に活躍したジェダイ・ガーディアン、ジュアニは内なる葛藤を沈静化させることに生涯の大部分を捧げてきた。ジェダイ・オーダーに加わることを決意した多くのキャサーたちと同様に、彼女もまた自身の本能と訓練との間のバランスを求めるため、終わりのない奮闘に囚われていたのである。
解説
猫に似た種族キャサーは戦闘時における勇敢さ、激しい忠誠心、そして気性の荒さで銀河系全域にその名を知られていた。こうした激しい情熱から、この誇り高き種族がライトサイドの道を信奉することは困難だと言われてきたのも事実である。だが、ジュアニはジェダイの道にすべてを捧げており、不安定な感情とフォースにおける能力の両方をマスターすると誓ったのだった。彼女はオーダーの模範となるよう努力し、ジェダイ規範に完全に従った生活を送ることを宣言した。これによって、彼女は自分や他人の失敗を容易には受け入れられなくなったのだった。
しかし、不幸にしてこうした激しさは彼女に負の作用を及ぼした。ジュアニの師匠、クァトラは彼女の恐るべき本性を過小評価していたのだ。ダントゥイーンのジェダイ訓練施設で、ジュアニは指導員の女性ジェダイに激昂し、偶発的とはいえ、彼女を殺害してしまったのである。自分の犯したことに衝撃を受けたジュアニは隠遁者となり、ダントゥイーンの平原から離れた林の中で余生を送ることになるのだった。
彼女の絶望はフォースに騒乱をもたらし、付近の動物たちを興奮させ、ダントゥイーンの草原地帯に薄暗い覆いを投げかけた。やがて、ジュアニはあるジェダイ訓練生によって発見されたが、そのときはまだ隔離状態から復帰する用意が整っていなかった。彼女は自身が要求する規範を確立させる取り組みを行っている最中だったのだ。