ウォム・ラフバ
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ウォム ”ブラム” ラフバは、森林衛星エンドア出身の男性ヤズムである。彼はエンドアの戦いの直前にジャバ・ザ・ハットの宮殿で働いていた。
解説
ウォム・ラフバは、自分をエンドアで捕らえた密猟者の名前を知らなかった。ウォムはあまりにも身長が低かったため、ヤズムの狩猟隊から追放されたのである。彼はよくエンドアのサバンナ地帯でラガーを狩猟する役目を与えられていたが、かなりの腕前であったにも関わらず、ヤズムの伝統的な槍を持つことも投げることも許されていなかったのだ。
彼と4人の氏族の仲間は、ある狩猟の旅の途中に捕らえられ、宇宙船の貨物倉庫に閉じ込められた。そして、彼らを捕らえた密猟者は、過去の負債を清算することを希望し、ヤズムたちをジャバ・ザ・ハットに提供したのである。しかし、ジャバはそれに激怒し、密猟者と4人のヤズムをランコアの穴に落としたのだった。
ウォムは確実な死から逃れるために奮闘し、穴の中に落ちていた猟銃を掴んだ。ランコアが犠牲者たちを貪り食う間に、彼は奥の檻へと逃れてライフルを発砲すると、見事な正確さで3人の見張りを射殺した。そして、ランコアがウォムに迫る直前に、スクリリングのポート・スニッキンが檻に現れ、力強い腕でこの痩せこけたエイリアンを掴んだのである。
スニッキンはこの短気な生物の助命を嘆願し、ジャバはそれを受け入れた。ヤズムの素晴らしいライフル射撃の腕前を見たスニッキンは、彼に自分の仕事の臨時請負をするよう言い渡したのである。
ヤズムはザーカ社製84-U狩猟ライフルをほとんど片時も放さずにいた。スニッキンは彼の射撃の腕を称え、ウォムに「ブラム」というニックネームを付けた。ウォムもスニッキンによく従い、彼の密輸業を手伝っていた。また、彼はジャバの宮殿に滞在していた間、地下回廊でよく齧歯類を探しており、あるいはスニッキンの主要なライバルであるハーミ・オードルの監視を行っていたのである。
そしてある日、ウォムはもう1人の小柄なヤズム、ジョー・ヤウザが宮殿にやって来たことを知り、驚きと喜びに乱舞した。宮殿に招かれたバンドによるパフォーマンスの合間に、律動的でほとんど音楽にしか聞こえない2人の会話が、間奏曲のように響き渡ったのだ。
ウォムはカークーンの大穴で行われた処刑ツアーに同行したいとは思わなかった。事実、彼はランコアを殺した囚人の1人に共感を抱いていたのである。やがて、サーラックの巣穴で何が起こったか(ポート・スニッキンの死の知らせを含む)を聞いたウォムは、自分がもはや自由の身であり、これからは何でも好きなことをできると悟ったのだった。ウォムはヤウザと共にアウター・リムやセントラリティへの旅に出発し、その後、再びタトゥイーンへと戻った。彼はそこでワンプ・ラットやその他の害獣を駆除する零細ビジネスを開始したのである。