ギャラル
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解説
ギャラルは、帝国軍の遺伝子操作によって造られた番犬用動物である。当初から、帝国地上軍はどれだけ兵員を訓練しようとも、敵の帝国領への進入を完全に防ぐことは不可能であることに気付いていた。そこで、帝国軍駐屯部隊司令官の1人、ルーソス・ギャラルはマンテサン・パンサックと大量の似たような飼育動物や野生動物を掛け合わせて、この猛獣を創り上げたのである。
ギャラルの実験結果は彼の栄誉にちなんで名付けられることになった。ギャラルは体長2メートルの灰色の毛に覆われた4足歩行の殺人獣であり、背中には白い斑点が並んでいる。また、短い尻尾の先端には白い毛でできた小さな房が付いている。
ギャラルはリパルサーリフト・エンジンの排気に敏感なように育てられているため、敵部隊の動きをいち早く察知することができる。この性質は極めて顕著であり、半径200メートル以内に動いているリパルサーリフト装置があるだけで、彼らはそれを察知し、抑えられないくらいに殺気立ってしまうのだ。
ギャラルは簡単に調教することができるため、多くの帝国駐屯部隊で一般的に使用されるようになった。特に森林惑星ウェイランドでは、パルパティーン皇帝の秘密の貯蔵庫であるタンティス山を守るために多数のギャラルが放たれていた。