ティーボ
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ティーボは、森林衛星エンドアのブライト・ツリー・ビレッジで暮らしていたイーウォックの少年である。彼はバッチーラとウォロックの息子であり、マラーニの兄だった。そして、彼はウィケット・ウィストリ・ウォリックの親友でもあった。
ティーボは村の呪い師ログレイから期待を寄せられていた弟子だったが、チャーパ酋長によってパプルーがログレイの後継者に選ばれたため、ティーボはイーウォックの魔法使いの座を受け継ぐことができなかった。その代わりに、彼の堅実な判断力は部族の指導者としての地位に繋がったのである。
ティーボはいつも頭に、チュリの羽根で装飾したガーレックの頭蓋骨を被っており、狩猟用ナイフと槍を携帯していた。また、彼は星々の観察者であり、詩人でもあった。
経歴
ティーボとウィケットは、少年期の大半を友人のニーサ・ア・ジャリ・キンターカやラターラと共に過ごしていた。特にラターラは彼の恋人でもあったのだ。ウィケットとティーボは数々の危険な冒険を共にし、ときにはニーサの命を救うためにレインボー・ブリッジを通過したこともある。また、彼らはボードックのバーガを調教し、ニーサの誕生日プレゼントとして贈ったのだった。
かつてティーボは詩を始めたときに、ルーニー・バードの尻尾の羽根を引き抜き、危険な笑いの呪文に罹ってしまった。この呪いを解くために、彼とウィケット、ニーサの3人はサロー山の頂上への旅に出ることになったのである。
その後、体が縮んでしまったプリンセス・ニーサを救うため、ティーボは自らの体を昆虫くらいの大きさにした。そしてフリーボグの洞窟の中で、彼はニーサを助け、ラ=ラッグを倒したのだった。
やがてモラーグによるブライト・ツリー・ビレッジへの最後の攻撃の前日、ティーボは呪い師ログレイのもとを訪れ、彼の弟子にしてほしいと頼んだ。ログレイは、かつてこの若きイーウォックがグランダックの力を借りてデュロックたちを村から追い出したことを覚えており、彼の希望を受け入れたのだった。ティーボはイーウォック魔術の道を学ぶようになったのである。
そしてヤヴィンの戦いの4年後、反乱同盟軍の特殊部隊がシールド発生装置の破壊のためエンドアに到着したとき、ティーボは村の戦闘部隊の隊長としてハン・ソロに好戦的な態度を見せた。だがその後、イーウォックの村で捕虜となった反乱軍チームが解放されると、彼はR2-D2から報復として背中に電撃を浴びせられたのである。
その後、ティーボはエンドアの戦いでウィケットや他の戦士たちを手助けし、反乱同盟軍による銀河帝国の打倒に貢献したのだった。