チャーパ
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チャーパは、森林衛星エンドアのブライト・トリー・ビレッジで暮らすイーウォックの部族の長老評議会の長である。灰色の毛に覆われたチャーパは、地位を示すために自ら狩猟した爬虫類の牙と角で作られた杖を持ち歩いていた。彼には妻ラ=リーとの間に2人の娘、アーシャとニーサがおり、弟のボジーと甥のパプルーも同じ村で暮らしていた。
経歴
チャーパ酋長は高齢のため多少もうろくしていたが、部族の間では大きな信頼を受けており、実に42シーズンにわたって酋長の座を守り続けていた。当時、イーウォックたちは平穏に繁殖した種族としてだけ知られていたが、それは帝国軍の侵略を迎えるまでのことだった。
反乱同盟軍と帝国軍との戦争において、チャーパは彼自身はもちろんのこと歴代の酋長たちさえも抱えたことのない難しい選択に迫られた。チャーパの部族は狩りの腕が立つことで知られていたが戦いを好んでいたわけではなく、このような戦闘に巻き込まれることは彼らの性格と大きく掛け離れていたのである。しかし、イーウォックの多くは情熱的で正義感が強く、信じられる側について戦う覚悟を決めていた。チャーパもこの決定を認めたのである。
ウィケットが最初にレイア姫を村に招き、次いで他のイーウォックたちが彼女の友人たちを連れてきたとき、呪い師のログレイはチャーパに彼らを黄金神への貢ぎ物にしようと進言した。しかし、神が強力な魔法によって奇跡を起こすと、チャーパは自らの過ちに気付くことになる。また、彼は外界から来た者たちの話を聞くことが部族にとって非常に興味深いことになるとも考えていた。
C-3POから聞いた話はチャーパのいままでの人生において、おそらく最も興奮的で悲劇的な物語だった。すべてを聞き終わった彼は村の長老たちにこの外界者たちを名誉部民として迎え入れようと提案する。彼らが正義の側にいることは明白であり、彼らを部族に加えることによって反乱軍の力もイーウォックのものとなったのである。
帝国軍は大量の木々を伐採し、巨大基地を建設することによって狩猟環境を崩壊させてしまった。チャーパがイーウォックに反乱軍と共に帝国軍と戦うことを決意させたのは、このことによるところも大きかったのだ。帝国軍は近代兵器を備えていたが、チャーパたちイーウォックは決してそれらを恐れなかった。エンドアの戦いも彼らにとっては難しい狩りに過ぎなかったのだ。その後、チャーパはこの長い危険な戦いで大勝利を収めたことを誇りとして語り継ぐことになるのだった。