ホハス・エクウェッシュ
| ||||||||||||||||||||||||||||||
|
解説
サクワッシュのホハス・エクウェッシュは、新共和国の精鋭パイロットたちによって構成されるレイス中隊の創設メンバーの1人である。大抵のサクワッシュと同様に、エクウェッシュは全身を短い茶色の毛に覆われており、頭部からは一直線に伸びる栗色のたてがみを生やしている。また、彼は直立すると2メートルにもなる長身だが、それでも「ラント(発育不良)」の異名で知られていた。なぜなら、ホハスは彼の家族の中で最も背が低かったのだ。しかし、彼はその体の大きさから宇宙戦闘機のパイロットになることができ、戦闘機を飛ばすために新共和国軍に加わったのだった。
しかし、サクワッシュ特有の多重人格がホハスの破滅の原因となった。彼のパイロットとしての心が命令の間を不安定に行き来し、様々な状況下で彼自身を当惑させたのだ。その結果、彼はいくつもの中隊を渡り歩くことになり、ウェッジ・アンティリーズが新しく設立した中隊がもはや最後のチャンスとなるのだった。だが、ラントは仲間のパイロット、ケル・テイナーの助けを得てパイロット感を極めて知的に発達させ、優秀なパイロットとなり、ついにはグレイ中隊の一員に抜擢されたのだった。その後、グレイ中隊はレイス中隊と呼ばれる特殊部隊へと変化し、ラントはこの中隊の肉体トレーナーとしても活躍するようになる。
レイス中隊が海賊団を装って行動するという秘密の任務を与えられたとき、彼はそれに先立って中隊の通信スペシャリストとなるべく追加訓練任務を受けていた。後にホハスたちはハン・ソロ将軍と共にセラギスでズンジ大将軍を追跡し、彼のスーパー級スター・デストロイヤー<アイアン・フィスト>を撃破したが、その後、レイス中隊は戦闘機部隊司令部から新共和国情報部へと転属させられた。ホハスも中隊の他の仲間たちと共に、この転属命令に従ったのだった。