フリットノット・スピーダー
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単にジオノーシアン・スピーダー・バイクと呼ばれることも多いフリックノット・スピーダーは、ヒュープラ・パーサ・ティスク・シップライト・コレクティブ社製のスピーダー・バイクの一種であり、主にジオノーシアンたちが使用していた。
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特徴
ジオノーシアン製の他の多くの乗り物と異なり、フリックノット・スピーダーは最低限の改造でジオノーシアン以外の種族でも簡単に操縦することができる。このスピーダーは操縦士が機体前方に位置する特異なデザインで有名であり、操縦士席から機体後方の安定板まで、空気抵抗が非常に少ない構造をしていた。
フリックノットの標準モデルは、嗅覚の鋭いジオノーシアンに匂いを通じて機体の性能や状態に関する情報を伝達するフェロモン・システムと、操縦系としての複数のくびきを搭載していた。また、高度はハンドレバーの操作によって制御され、手前に引くことで上昇し、前へ倒すことで下降することができた。
ヒュープラ・パーサ・ティスク・シップライト・コレクティブ社は、操縦士席を安定させるための内部補整装置や重力場発生装置など、ナンテックス級領域防衛スターファイターに使用されているものと同じパーツをフリックノットにも多く流用していた。
歴史
フリックノットは、当初、ジオノーシアンの周辺偵察員が墜落した隕石の調査や、アクレイやマーデスの追跡に使用していたスピーダーである。標準モデルは武器を搭載していなかったが、後にブラスター・キャノンを装備した攻撃バージョンが作られている。また、B2スーパー・バトル・ドロイドが偵察任務に使用できるよう改造された機種もあった。
ドゥークー伯爵は、ジオノーシスの戦いの終盤にスタルガシン・ハイヴから秘密のハンガーへ逃走する際に改良型フリックノットを使用したが、このときのスピーダー・バイクは彼がソーラー・セーラーでジオノーシスを脱出した際に置き去りにされている。その後、彼はタトゥイーンでアナキン・スカイウォーカーとライトセイバーで戦った際にも別のスピーダーを使用していた。だが、このスピーダーは砂丘海の真ん中でアナキンに奪われ、彼がジャバ・ザ・ハットの宮殿まで乗っていったのだった。