バルデニック
Bal'demnic | |||
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位置: | アウター・リム、オーリル・セクター、バクロフセン星系 | 重力: | 不明 |
太陽: | 不明 | 地形: | 海洋、熱帯の島 |
衛星: | 不明 | 大気: | タイプI(通常の大気) |
コアからの距離: | 不明 | 湿度: | 不明 |
自転周期: | 不明 | 海洋比率: | 不明 |
公転周期: | 不明 | 居住種族: | コンム(原住) |
種別: | 地殻惑星 | 人口: | 不明 |
直径: | 不明 | 主な輸出品: | 観光業 |
気候: | 不明 | 主な輸入品: | 不明 |
解説
荒涼とした起伏の美しいバルデニックは、アウター・リムのオーリル・セクターに属するバクロフセン星系の惑星である。地表を覆う海面には小さな熱帯の砂浜のある島が点在しており、旅行者たちが銀河系で最も憧れる観光地となっている。しかし、この惑星の観光事業は、コンムと呼ばれる恐ろしい爬虫類型原住種族との厳しい共存を強いられているのだ。
知性のあるコンムは浜辺に築いたシンプルな屋根ぶき住居に暮らしているが、上流階級は海辺の断崖に輝く泡状の建造物を作っている。
バルデニックは銀河系を襲った大事件にもまったく影響を受けなかった。しかし、独立星系連合によって派遣されたコマース・ギルドの偵察員が、この惑星の断崖でコートシスの形跡を発見したことによって、状況が一変したのである。
バルデニックに到達した独立星系連合は、原住民に最後通牒を突きつけた。採鉱作業を開始させるか、滅ぼされるかを選べというのだ。選択の余地のないバルデニックの指導者たちは、コマース・ギルドが採鉱作業のため島内に立ち入ることを渋々許可した。しかし、海辺の住民たちは激怒し、小規模な反乱を起こしたのだった。
やがて独立星系連合の通信がジェダイによって傍受されたとき、この事件はメイス・ウィンドゥの関心を引き寄せた。コートシスはライトセイバーの光刃に対して耐性のある貴重な鉱物なのだ。ジェダイ評議会は独立星系連合の活動を調査し、妨害するべく、ハラガード・ヴェンター、シャ・クーン、他数名のジェダイと、クローンの支援部隊からなる機動部隊を派遣したのだった。
ジェダイがバルデニックに到着したとき、この惑星は無秩序状態だった。コンムが独立星系連合に対して反乱を起こし、無節操な戦争商人によって密輸された強力な武器で攻撃していたのである。そして、クローンが上陸すると、怒り狂ったコンムはさらに激怒し、外界から来た者すべてに攻撃を開始したのだった。
島の多い地形は攻略が難しく、独立星系連合も共和国も、撤退を強いられた。連合はもはやコートシスの採鉱を断念し、共和国も分離主義勢力のさらなる侵攻から惑星を守るために展開していた軌道上の防衛艦隊へと引き上げたのだった。