デフォリエーター
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デフォリエーターは、機械に一切ダメージを与えず、有機体のみを破壊するよう設計された兵器である。
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特徴
独立星系連合によって使用されたデフォリエーターは、改良された装甲型強襲用戦車の車体に取り付けられた砲塔型兵器の一種である。デフォリエーター兵器を含む標準型の弾頭が発射装置の中に格納され、標的に対して発砲される。目的地点に着弾した弾頭は爆発を起こし、広範囲を焼き尽くす炎の衝撃波を発する。ただし、この衝撃波はあらゆる有機体を消滅させるが、機械には一切の損傷を与えないのだ。しかし、シールド発生装置が存在する場合、衝撃波はそれを通過することができない。
歴史
デフォリエーターが試作兵器として最初に作られたのはクローン大戦中のことである。この兵器は辺境の惑星マリダンを発見したニモイディアンのロック・ダード将軍によってテストされた。ラーメンたちの入植地を発見したダードは、有機体だけを破壊する分離主義勢力の最新兵器をテストするため、この惑星に前哨基地を設営したのだった。この兵器はマリダンの戦いで実戦使用され、アナキン・スカイウォーカーによって破壊されることになる。
またその数十年後、ダーク・ネスト危機の際にも、同様の兵器がチスの軍隊によって、キリックを彼らの惑星で餓死させるために使用された。特殊な機体がキリック・コロニーのあらゆる食料源を破壊するために使用されたのである。このときレイナー・スールによって未知領域へ連れて行かれたジェイナ・ソロが、キリックの食糧貯蔵庫からチスのデフォリエーターを排除するために尽力したのだった。
このデフォリエーター兵器は群虫戦争の際にもチス・アセンダンシーによって多用されている。チスのデフォリエーターは特殊な車両に搭載されており、惑星の住人たちを餓死させるために食料を消滅させるという点で極めて異質なものだった。