トロイグ
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トロイグは、惑星ポーラリスに原住し、2つの頭を持つ特異な種族である。彼らが広大な銀河系で種族として発見されたのは、ナブー侵略の直前のことだった。著名なトロイグには、ポッドレーサー・コメンテーターのフォーデシンビード・アノーデュー、エリアドゥのトークショー、エッセンスで司会を務めていたアンドルーシンリアンなどがいる。
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生態と外見
トロイグは2つの頭と4本の腕を持つエイリアン種族である。トロイグは1本の腕を利き腕とし、その他の3本を補助的に使う。2対の腕はそれぞれの頭部によって独立して制御されるため、各腕が相互に連携しにくいのだ。大抵のトロイグは1対の頭部を持って生まれてくるが、心は完全に別物である。稀に3つやそれ以上の頭部を持つ者も存在し、彼らはトロイグ社会で名士として扱われることになる。
完全に個別の個性を持つ2つの頭は、それぞれサプリンおよびサプラと呼ばれている。右側の頭、サプリンは「静かな気性」の源であり、忠誠、信念、狡猾さなどを司る。一方で左側の頭、サプラは「熱い気性」の源であり、愛情、怒り、情熱などを司る。2つの頭と個性は常に相手と意志疎通を行っており、一個体としての名前は両者の名前を接続詞「シン」で結合したものとなる(例えば、フォードとビードはフォーデシンビードとなる)。
2つの頭を持つ種族はそれだけでも稀な存在だが、トロイグをさらに珍しい種族としているのは、頭を2つ持つ他の生物の多くと異なり、彼らが1つの体を共有する2人の人物なのではなく、2つの頭を持った1人の人物であるという事実である。
銀河系におけるトロイグ
エリアドゥでエッセンスの司会を務めていたアンドルーシンリアン、ヤヴィンの戦いの32年前のブーンタ・イヴ・クラシックで進行役を務めたフォーデシンビード・アノーデューは、トロイグである。またもう1人のトロイグ、ドゥワーシンタブはドゥワーがタブから離れたいと願った際に倫理団体を仰天させたのだった。
惑星コルサントのサーカス団でも演技を行うトロイグがいたことが確認されている。