ASN-121
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ASN-121は、殺し屋ザム・ウェゼルが死の取引を行うために用意した、滑らかな外見を持つ暗殺ドロイドである。
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特徴
強力なリパルサーリフト・アレイに支えられたASN-121は、正面の工具チャックに任務で必要となる様々な装備品を収容することができた。また、インタフェース・ポートにはハープーン・ガン、狙撃用ブラスター、ガス・ディスペンサー、スパイ・センサー、火炎放射器、多目的ドリル、カッターなど、多様な道具を取り付けることも可能である。
歴史
ヤヴィンの戦いの22年前、クローダイトの賞金稼ぎザム・ウェゼルは、コルサントにおけるパドメ・アミダラ議員の暗殺任務に空飛ぶオートマトンを送り込んだ。このときASN-121の小さな貨物ホッパーには、クーハンと呼ばれる猛毒の棘を持ったムカデ状の生物が2匹収容されていたのである。ドロイドは銀河首都惑星の超高層ビル街を飛行し、パドメの宿舎の窓の前に浮かびながら静止した。次いて強力なエネルギー・ビームで窓の安全スクリーンを回避したASN-121は、レーザー・カッターで窓ガラスに穴を開け、部屋の中に猛毒の生物を放ったのである。
ASN-121はクーハンを室内に放つという最初の任務には成功した。このドロイドはザムのところへ戻るようにセットされていたが、そのときパドメのボディガードを依頼されていた2人のジェダイが部屋に駆けつける。アナキン・スカイウォーカーはクーハンを切り裂き、オビ=ワン・ケノービはASN-121を捕まえるため窓から飛び出したのだった。
ジェダイをぶら下げたまま、ドロイドは急上昇した。ASN-121は数多くのエアスピーダーで混雑するコルサント上空を飛行し、オビ=ワンは必死にそれにしがみついていた。ASN-121に招かれざる客がぶら下がっていることに気付いたザム・ウェゼルは、狙撃用ライフルによる鮮やかな一撃でドロイドを破壊し、オビ=ワンを奈落の底へと落下させたのだった。