ケントー・マレック
(ケントーから転送)
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ケントー・マレックは、クローン大戦およびその後のジェダイの虐殺の間に活躍したジェダイ・オーダーのジェダイ・ナイトである。
経歴
彼とその妻マリーは、密かに息子ギャレンを儲けてから、10年以上にわたってキャッシークで暮らしていた。だが、マリーはクローン大戦中のキャッシークの戦いで、報酬目当ての奴隷商人からウーキーを守る際に殺害されている。そしてジェダイの虐殺が始まると、ケントーの師もダース・ヴェイダーによって殺害されたのだった。
数年後、ケントーはライトセイバーとフォース・パワーを駆使してダース・ヴェイダーと戦うが、ヴェイダーは彼を圧倒し、小屋の入り口の方へと叩きつけた。そして、彼をフォースで締め上げたとき、ヴェイダーは近くにケントーより遥かに強力なフォース使いがいることに気づいた。彼はそれがケントーのマスターであると推測し、居場所を要求する。だが、ケントーのマスターは何年も前にヴェイダー自身の手によって殺害されていた。ヴェイダーはケントーにマスターと同じ運命を辿らせようとするが、彼を切り裂こうとした瞬間に、ライトセイバーが手から離れ、ケントーの幼い息子、ギャレンの手に収まったのだった。ケントーは息子に向かって逃げろと叫ぶが、ヴェイダーは躊躇せずに彼の喉を粉砕し、幼い子供の前に立ちふさがる。ヴェイダーの起動したままのライトセイバーはその子の手に握られたままだった。
その後、3人の帝国軍ストームトルーパーとその上官が小屋に到着した。上官はヴェイダーのセイバーを持ったギャレンを見るや、この少年がシス卿を殺そうとしているのだと思い込み、トルーパーたちに射殺するよう命令した。ヴェイダーはギャレンの手からセイバーを掴み取ると素早く光弾を弾き返し、少年が恐怖に震えて見守るなか、彼らを斬り捨てたのだった。そして彼はギャレンに歩み寄り、すぐに次のトルーパーたちが来るため付いてくるようにと告げる。少年は最後にもう一度ケントーの亡骸を見ると、ヴェイダーと共に彼のラムダ級シャトルへと向かった。こうしてギャレンはヴェイダーの秘密の弟子となり、スターキラーのコードネームを与えられたのである。
そして16年後、ギャレンは酩酊状態のジェダイ将軍ラム・コータが探していたレイア・オーガナ姫を探すため、キャッシークへと戻り、かつて家族と暮らしていた古い小屋を発見した。中に入った彼はフォース・ビジョンと遭遇し、父から暗黒卿の従者としての生き様を咎められたのだった。