アンバラン・モービル・ヘヴィ・キャノン
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アンバラン・モービル・ヘヴィ・キャノン、別名アンバランMHCタンク、アンバランMHCジャガーノートは、クローン大戦中にアンバラン軍で使用された6本脚の大型ジャガーノートである。
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特徴
この巨大な6本脚のウォーカーは、レイ・シールドによる防御に加え、夜間に使用されるスポット・ライトに隣接して配置された2基のブラスター・キャノンを装備していた。ただし、メイン武器は頭部に設置された大型の回転式電磁パルス・キャノンであり、その威力は敵兵士の小隊を容易に壊滅させることができた。またアンバラン・スターファイターと同様に、MHCタンクの操縦システムはタッチ=センサー・パッドのみだった。
歴史
MHCタンクは、クローン大戦中に銀河共和国の共和国グランド・アーミーと独立星系連合に加担したアンバラン軍とが交戦したアンバラの戦いでのみで使用された兵器である。アンバラン空軍基地の周辺では少なくとも3体のタンクが防衛にあたっており、その中の2体が第501大隊に対して使用された。タンクのシールドはミサイル・ランチャーをも受け付けず、共和国部隊は激しい苦戦を強いられたのだった。しかし、第501大隊のキャプテン、CT-7567、通称レックスは、2人の兵士を近くの空軍基地へ侵入させ、2機の敵宇宙戦闘機を奪い、その重火器でタンクを撃破するという作戦を提案した。そして2人の兵士が任務に出たが、2体のMHCタンクと援軍に現れた3体目のMHCタンクはクローンへの攻撃を続け、彼らを踏み潰すと同時に砲撃を加えたのだった。レックスはミサイル・ランチャーを構えてタンクを撃つが、無駄だった。レックスはもう一度試行し、今度は大型キャノンを狙う。するとミサイルはキャノンに命中し、それを破壊することに成功したが、状況はそれほど好転しなかった。一方、アンバランが攻撃を続けるなか、2人の兵士は2機の宇宙戦闘機の強奪に成功し、そのヘヴィ・ブラスターでタンクを破壊したのである。タンクが破壊されたことで、クローンは空軍基地を制圧することができたのだった。