イモービライザー418・クルーザー
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イモービライザー418・クルーザー、別名インターディクター級ヘヴィ・クルーザー、インターディクター級ミディアム・フリゲート、あるいは単にインターディクターは、標準型のヴィンディクター級ヘヴィ・クルーザーの船体を利用して作られた600メートル級の巡航艦である。
インターディクターは重力井戸発生装置を装備しているため、船をハイパースペースから離脱させる、あるいは光速へのジャンプを阻止することができる。これは帝国宇宙軍にとって価値ある兵器だった。
特徴
帝国軍が実用的な重力井戸発生装置の開発に成功したとき、それを装備した特別な戦艦を作る必要性が要求されたのは当然のことであり、事実、イモービライザー418がシーナー・フリート・システムズ社によって製造されることになった。
イモービライザー418は4基の重力井戸発生装置を除けば、ごく普通の重巡航艦である。形状も4つの大きな起伏がなければインペリアル級スター・デストロイヤーに酷似しているが、これは帝国軍の高官たちがスター・デストロイヤーの外形に大きな信頼を寄せていたからに他ならない。実際にこの構造は多種多様な兵器を搭載させることに優れており、設計者たちも多くの巡航艦に採用しているのだ。
重力井戸発生装置は単純な原理によって作動する。照準を合わせると、空間に重力塊を分裂させるエネルギー波が放出され、それによって小惑星のような巨大な擬似物体が出現するのだ。この巨大な重力場によって宇宙船はハイパースペース航行を行うことができなくなり、すでにハイパースペースに入っている船はリアルスペースに引き戻されてしまう。
インターディクターの役割は敵の脱出を阻むことであり、戦略上直接の戦闘からは外れるが、戦場後方の常に最大火力で攻撃できる位置に構えている。そして、敵機のすべてのハイパードライブを使えなくするために、戦場全域にわたって重力井戸を形成することになる。これによって帝国軍は、素早い一撃離脱戦法の後、超光速で脱出するという反乱同盟軍が得意としていた戦術を大幅に減少させることができたのだった。
また、ハイパースペースを航行している船は途中で重力井戸に遭遇すると自動的にリアルスペースに戻されてしまう。このため、インターディクターは航路上に重力井戸を生成することによって待ち伏せ用として使用することもできる。一度リアルスペースに出してしまえば、他の戦艦によって攻撃することも、立ち入り調査を行うことも容易となるのだ。
しかし、重力井戸発生装置にも1つだけ大きな欠点がある。この装置は非常に大きなエネルギーを消費するため、船体がハイパースペースから離脱した直後は1分間ほどのエネルギー蓄積時間を置かなければ、重力波を放出することができないのだ。