シヴェ・ラション
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シヴェ・ラション(OS-72-1)は、銀河内乱時における帝国宇宙軍の女性TIEパイロットである。スター・デストロイヤー<アヴェンジャー>に配備されたエリートTIE中隊のオブシディアン中隊を率いていた彼女は、ハウルランナーのコールサインで呼ばれていた。ヤヴィンの戦いの3年後、ラションとオブシディアン中隊はベスピンの制圧任務に参加し、惑星から逃走した反乱同盟軍の宇宙船<ミレニアム・ファルコン>の追跡を行った。その1年後、ラションとオブシディアン中隊はエンドアの戦いにも参戦している。
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経歴
帝国宇宙軍の女性TIEパイロット、シヴェ・ラションは、OS-72-1の識別番号を与えられていた。
ヤヴィンの戦い後、ラションは少なくとも1人の反乱軍パイロットと交戦している。シヴェはこの戦いで敗北したが、破損したTIE/LNスターファイターで辛くも生還したのだった。また、彼女は銀河内乱におけるナブー星系、タトゥ星系、コレリアン星系、ダントゥイーン星系、カーサック星系などでの反乱軍と帝国軍との戦いにも参加している。これらの戦いでは、星系の防衛または攻撃を支援する多数の宇宙戦闘機と共に、帝国軍のランサー級フリゲートが反乱軍のEF76ネビュロンB・エスコート・フリゲートと戦ったのだった。
ヤヴィンの戦いの3年後までに、ラションはTIEファイター・オブシディアン1に搭乗するようになっていた。彼女はスター・デストロイヤー<アヴェンジャー>に配備された帝国軍のエリート宇宙戦闘機中隊、オブシディアン中隊のリーダーを務めていたのである。この間、ラションにはハウルランナーのコールサインが与えられていた。また、彼女の射撃手はオブシディアン2のドゾン・マクレヴンだった。
ヤヴィンの戦いの3年後、シヴェ・ラションと彼女の中隊は帝国軍による、ガス状巨星ベスピンに浮かぶクラウド・シティの占領に従事し、反乱軍の逃亡者、ルーク・スカイウォーカー、レイア・オーガナ、チューバッカを乗せた宇宙船<ミレニアム・ファルコン>の追跡を行った。<ファルコン>が帝国軍から逃れるため惑星を脱出したとき、ラションとオブシディアン中隊は最高司令官ダース・ヴェイダーの旗艦、スーパー・スター・デストロイヤー<エグゼキューター>と共に、宇宙空間まで船を追ったのだった。帝国軍が事前にベスピンで逃亡船のハイパードライブを停止させていたため、<エグゼキューター>はトラクター・ビームで吸引することによって<ファルコン>を捕えようとする。だが、拿捕する直前に<ファルコン>は予期せずしてハイパースペースへと逃走し、オブシディアン中隊と<エグゼキューター>は任務に失敗してしまう。そして1年後、ラションはエンドアの戦いでもオブシディアン中隊を率いて戦ったのだった。
人物と特徴
シヴェ・ラションは女性中隊長だった。銀河帝国が女性を非人間の一種として差別していたにも関わらず、彼女がこの地位に就いていたことは、ラションが極めて優秀な兵士であったことを物語っている。