ジャコーリ
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ジャコーリは、クローン大戦中に活躍したローディアンの賞金稼ぎである。
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経歴
故郷ローディアのジャングルで育ったジャコーリは、可能な限りの冷酷さを鍛え上げることで生き延びることができた。彼は賞金を追う際に決して無駄な冒険をせず、生死を問わない仕事でも、必ず標的を殺していたのである。やがて彼の賞金稼ぎとしての名声はドゥークー伯爵の関心を引き寄せ、彼は他の賞金稼ぎたちと共にボックスでの試練への参加を求められた。ボックスとは、パルパティーン最高議長の誘拐計画へ参加する名誉を競わせるため、モラロ・エヴァルがセレノーに構築したデス・マシンだった。このときジャコーリは、キャド・ベインが彼の帽子を巡ってもう1人の賞金稼ぎ、バルドゥーガを殺害する光景を目の当たりにすることになる。その直後、ドゥークーは参加する賞金稼ぎたち全員にこれから立ち向かう試練とボックスについての説明を行った。彼らはすべての武器を没収され、ボックスの中に入っていったのである。
彼らの最初の試練は、毒ガスの充満する部屋から脱出することだった。足場が床から上昇しはじめ、ジャコーリを含む賞金稼ぎたち全員がその上に登った。このときもう1人の賞金稼ぎ、ラコ・ハーディーンに変装したジェダイ・マスター・オビ=ワン・ケノービが、床下に隠された秘密の通路を発見する。そしてすべてのハンターたちが彼に従って通路を抜け、第一の試練を生き延びたのだった。
第二の試練では、壁から柱が一斉にせり出し、その先端でライトセイバーに似た剣が動いていた。バルドゥーガの弟、オンカがこの刃の最初の犠牲となるが、このときハーディーンが天井に通路が開いていることに気付く。彼とベインは柱を使って通路の方へジャンプしていき、他の賞金稼ぎたちもそれに続いた。この部屋でキーラ・スワンとシンリッチが命を落とすが、ジャコーリは他の賞金稼ぎたちと共にこの試練を乗り越えることができたのだった。
第三の試練は、部屋全体がレイ・シールドで包まれており、壁が徐々に迫ってくるというものだった。シールドを切断するスイッチは壁に空いたシャフトの中にあるが、その入り口も小さなレイ・シールドで覆われていた。そしてエヴァルは、接種者に一時的なレイ・シールドへの耐性を与える特殊な血清を用意していたのである。プラットフォームが床の中央からせり上がったとき、ジャコーリは部屋の端に立ち、他のハンターたちがより高い位置へ登っていくのを見ていた。だがその直後、床にもレイ・シールドが出現し、彼は一瞬にして感電死してしまったのである。
人物と特徴
惑星ローディアのジャングルは、ローディアンの文化におけるハンターの理想化を推し進めた。そのため多くの無能な新米たちが賞金稼ぎの世界に入門し、尊敬と称賛を集めようとしたが、結果的に獲物を過小評価して自らの命を縮めていたのである。だが、ジャコーリは可能な限り冷酷にふるまい、獲物を生け捕りにするという冒険を決して冒さないことで、そのような運命を回避することができた。ジャコーリにとって、標的に「生きるか死ぬか」など存在せず、そこにあるのは「死」だけだったのだ。