チン=カル
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解説
ユージャン・ヴォングの司令官チン=カルは、ヤモスク・クラスターシップ<クレシュ>の指揮官である。この船は新しく生まれたヤモスクの育成を助けるため、ジンディーンから連れてきた囚人たちを乗せていた。長身で細身の彼はその身なりに特徴があり、動物で造られた色鮮やかな衣装を身に纏っている。例えば、ターバンの中には猛禽を隠しており、司令官の階級を表すケープも奇妙な有機体でできているのだ。また、腕は獣のように鍛え上げられ、5本の指からは恐ろしい鉤爪も生えている。
チン=カルは熟練の戦士であり、策略家でもあった。さらに彼は既知銀河に達して以来、ベーシックの習得にも余念がなく、悠長な会話を行うことができるようにもなったのだった。
捕らえた奴隷たちの中にジェダイ・ナイト、ワース・スキダーが含まれていることに気づいたチン=カルは、彼をサヴォング・ラに差し出すことによってユージャン・ヴォングの指導者層から栄誉を与えられることを望んでいた。しかし、<クレシュ>はカラーバでキップス・ダズンの攻撃を受け、チン=カルは撤退を余儀なくされる。彼は主力艦隊と合流し、船内のヤモスクを救助すべくフォンドアへ向かった。キップの小中隊も彼らを追跡してフォンドアへ向かい、<クレシュ>に侵入する。ワースの救出には間に合わなかったが、キップらはヤモスクを殺し、チン=カルを打ち破ったのだった。彼は死に掛けた船の中で生き延びていたが、ハットのランダ・ベサディ・ディオリによる裏切りにも遭遇し、センターポイント・ステーションからの砲撃がフォンドア星系を切り裂いたとき、船と同時に滅びたのである。