ティポカ・シティ
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ティポカ・シティは、カミーノの首都であり、巨大なクローン製造工場の所在地でもある。銀河共和国のクローン軍のテンプレートとなった賞金稼ぎジャンゴ・フェットは、この都市でしばらくの間、息子のボバ・フェットと共に生活していた。
特徴
カミーノの渦巻く海洋から突き出たティポカ・シティは、風と波に耐えられるよう巨大な支柱によって支えられた密閉型メトロポリスである。
当初、文明を惑星の海洋から引き揚げたカミーノアンたちは、長い嵐の季節の間、容易に水害を防いでくれる簡素な垣根や塗装シェルターを建造した。ティポカはこうした伝統を受け継ぐ超近代都市であり、銀河系で最も優れた建築思想が反映された芸術作品でもある。この都市は自然の力に逆らって建造されており、一方でその建築様式を詳しく見てみると、暴風を防ぎ、偏向させるのに役立つ緩やかなカーブを描いていることが分かるだろう。
ティポカ・シティの円盤型の建造物は、直下の大陸棚に打ち込まれた堅いパイロンの上に固定されていた。これらのパイロンは一見すると壊れやすそうに見えるが、小さな断面積で最小限の輪郭を保持しており、波による激しい殴打を効率よく分散させることができるのだ。また、都市の水平線からは恒常的な険しい大気条件の下でも信号を送ることができる通信タワーが延びていた。同様に、避雷タワーは激しい雷雨の際に起こり得る落雷での被害を避けるために役立っていた。
歴史
ティポカはカミーノの首都であり、ラマ・スー首相の居住地でもあった。ティポカ・シティの中心には巨大なクローン製造施設があり、銀河系で最高のクローン職人である原住民、カミーノアンたちが働いていた。記録によると、クローン大戦が勃発する約10年前、ジェダイ・マスター・サイフォ=ディアスがクローン軍の製造を発注したという。この依頼を受けたカミーノアンたちは、軍隊の遺伝子素材として賞金稼ぎのジャンゴ・フェットを利用したのだった。
コルサントで起こったパドメ・アミダラ元老院議員暗殺未遂事件の背景について調査していたジェダイ・ナイト・オビ=ワン・ケノービは、犯人の手掛かりを追ってティポカ・シティにたどり着いた。そして、彼はこの事件におけるフェットの関与を探るなか、秘密の軍隊の存在を知ったのである。数多くの謎を残しつつも、カミーノアンはジェダイと銀河共和国がこのクローン軍の正当な所有者であることを承認したのだった。
やがてパルパティーン最高議長がますます増大する独立星系連合の敵対行動に基づき非常事態宣言を布告すると、ジェダイはクローン軍を引き取り、クローン大戦における最初の激戦地ジオノーシスへと派遣したのだった。