バクトイド・アーマー・ワークショップ社
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バクトイド・アーマー・ワークショップ社は、ナブー侵略以前に通商連合が所有していた設計企業であり、民間用途の頑強な全地形型地上用輸送機の開発を専門としていた。同社の経営幹部にはテクノ・ユニオンのワット・タンバーも名を連ねていた。また、レイス・シーナーもバクトイド社の主任設計士の友人であり、その設計士は戦車に取り付かれた人物だった。
バクトイド社の設計は、繊細かつ重要な内部機器の保護を考慮した重装甲型であることが多く、機体後方付近にも十分な防備が施されていた。また、初期のバクトイド社製輸送機には武器が装備されていることが稀だったが、標準的な武器用の砲座が用意されていたため、購入後に戦闘用の改造を行うことが容易だった。
歴史
秘密の軍隊を作り上げるため、通商連合はバクトイド社に資金を提供し、地上用強襲型車両と輸送艇の完全部隊の発注を行った。噂によると、通商連合はバクトイド社とハオア・チョールの武器商人との合併も手配していたが、バクトイド社がその要求を拒否したのだという。それでも通商連合は支援を行い、バクトイド社は恐るべきAATや無敵に近いMTTなどの新型車両の開発を開始したのだった。これらの開発において、同社は意識的にデザイン・スタイルの統一を図り、その結果、各車両は巨大な猛獣を思い起こさせる姿となったのである。
ナブー侵略後、バクトイド社はシードおよび他の居住地を占領した前線の強襲用車両を提供した罪によって告発されてしまう。そのため、通商連合は同社と距離を置こうと努めた。通商連合はバクトイド社の解散を演出したが、実際には同社をはじめとし、バクトイド・コンバット・オートマタ社、バクトイド・フリート・オードナンス社など、通商連合の子会社が所有する多くの製造工場や資産を密かに移転させただけだった。そのため、バクトイド社の製品や車両は、クローン大戦中も独立星系連合の軍隊の大半を占めていたのである。
またクローン大戦の直前に、バクトイド社はジオノーシアンのハイブをハイポリに移動させるための資金提供を行った。彼らはこの惑星にドロイド工場を作り上げ、来るべき戦争のための兵士たちを生産したのである。