フォーム6:ニマーン
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Form VI: Niman |
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解説
ニマーンとして知られるフォーム6は、旧共和国の末期にライトセイバー訓練の標準的スタイルとされていた剣術である。このフォームは他のフォームを全体的にバランスよく発展させたものであり、真の調和と力による支配に頼らない正義をもたらそうとするジェダイの探求心の維持に役立っていた。また、フォーム6は「外交的フォーム」であるとも考えられていた。なぜなら、このフォームの訓練には他の訓練ほどの集中力が求められず、ジェダイたちはその間に知力や政治的戦略、そして交渉力などの能力を訓練することができたのだ。
事実上、フォーム6はフォーム1からフォーム5までを組み合わせたものである。通常、若いジェダイは修行の最初の数年をフォーム1の訓練に費やし、その後修行を終えるまでの1、2年で他の各フォームを追加的に訓練していたが、フォーム6をマスターするには、基本となるフォーム1の訓練を終えた後、最低でも10年におよぶ訓練が必要とされた。過度な戦闘訓練によって星系間の複雑な政治的対立に困惑してしまうジェダイが多いなか、フォーム6は近代におけるジェダイの役割によく適応したスタイルだと言えるだろう。しかし、他のフォームを使うジェダイ・マスターたちのなかには、フォーム6の修行が不当に多くを要求し過ぎていると考える者もいた。そして、共和国末期の分離主義運動によって危険な状況へと向かっていった銀河系では、この「外交的フォーム」がもはや不十分な存在だったのも事実である。クローン大戦のきっかけとなったジオノーシスの戦いにもフォーム6を習得した多くのジェダイが参加したが、闘技場での戦闘でその全員が戦死しているのだ。