レシプロケイティング・クワッド・ブラスター
提供: スター・ウォーズの鉄人!
| ||||||||||||||||||||
|
解説
クローン大戦において実地テストされた実験的兵器、メル=ソン・ミューニションズ社製のレシプロケイティング・クワッド・ブラスター、またの名をシップ=クワッドは、1人の兵士を対人用かつ対装甲用ブラスター砲台へと変身させる威力を有していた。このクワッド・ブラスターは関節を持つ強力なハーネスに固定されており、へヴィ・キャノンの大きな荷重を減少させるのに役立つマイクロリパルサーリフト浮遊セルを装備していた。
4本のツイン・バレル型キャノンは、重い軍事用バックパックに搭載されたパワー・セルからエネルギーを得ていた。スリーブの付いたバレルはそれぞれに反動を伴いながら爆発的な熱を発射し、その反動を利用して内蔵タンクから冷却剤を引き出す。各ダブル・バレルは、砲手の選択したローテーション・パターンに従って、一度に1回または2回発砲させることができた。
ヘヴィ・シップ=クワッドの砲手に任命されたクローン・トルーパーは、HUD(ヘッド・アップ・ディスプレイ)を接続した照準フィードや、関節式ハーネスを装備した専用の装甲服を着用していることが多く、このヘヴィ・キャノンを巧みに操作することができた。シップ=クワッドは通商連合のAATや企業同盟のNR-N99タンク・ドロイドなど、低速な標的には最適な武器だったが、その一方で、本質的にはマニュアル通りに動くキャノン・ハーネスでしかないため、素早い標的から格好の餌食とされたのだった。