Jタイプ327・ヌビアン・ロイヤル・スターシップ
(ロイヤル・スターシップから転送)
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Jタイプ327・ヌビアン・ロイヤル・スターシップ(ナブー・ロイヤル・スターシップとも呼ばれる)は、アミダラ女王、ジェダイ・マスター・クワイ=ガン・ジン、そのパダワン・オビ=ワン・ケノービがナブー侵略の間に使用した宇宙船である。
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特徴
ナブーの人々は素晴らしい第一印象を与えることを好んでいた。コルサントで暮らす人々が空を見上げたとき、壮麗なクロームに包まれたナブー・ロイヤル・スターシップの着陸する光景を目の当たりにすれば、感動せずにはいられないだろう。ナブーの統治者だけが使用できるロイヤル・スターシップは、芸術と技術が融合した輝ける一例なのだ。
ナブーの技術者たちによると、ロイヤル・スターシップは2つの主要な要素によって構成されているという。1つは船体フレームであり、もう1つはその他すべてである。シード宮殿宇宙船製造工場で作られた船体フレームは、単一構造の長くしなやかな船殻となっていた。フレームは全体がクロームで覆われておリ、これもかつては放射線から宇宙船を保護するために必要な措置であるとされていたが、いまや由緒正しい伝統の証でもあるのだ。
エンジンから生命維持システムにいたるまでの宇宙船の残りの部分は、ヌビアン・デザイン・コレクティブ社から購入したものである。最も印象的なものはヌビアン327・ハイパードライブとT-14ハイパードライブ・ジェネレータの組み合わせであり、例えダメージを受けていたとしても、1回のジャンプでナブーからタトゥイーンへ移動できるほどの性能を有していた。また、他の多くの大型で複雑なハイパードライブとは異なり、327は小型で容易にアクセス可能である。ジェネレータ自体も収容区画から床の上へ引き出すことができ、修理や診断チェック、あるいは完全に入れ替えるといった作業も簡単に行うことができる。
厳密な意味でロイヤル・スターシップは外交船だったため、武器の類は一切装備していなかったが、完全に無防備だったわけではない。環境保護のためナブーで改良を加えたヒードン5亜光速エンジンは、多くの小型攻撃用戦闘機を凌駕する速度を出すことができた。偏向シールドも、複数のターボレーザー砲塔による全面攻撃など、かなりの衝撃にも耐え得るほど強力なものである。また、船体に組み込まれた複雑なセンサー・システムがあらゆる被害状況を即座に報告してくれるため、乗員は即座に被害個所を特定することができた。そして、船が攻撃を受けると、献身的な8体以上のアストロメク・ドロイドが修理へと向かうが、彼らは必要であれば宇宙船の外殻にまで進み出て、宇宙空間の真空や敵からの砲火のなか、ナブー王室を守るためにその勇敢さを示してくれたのだ。
ロイヤル・スターシップが星系外へ旅をするときは、常にナブーN-1・スターファイターの小隊が随行することになっていた。ブラボー中隊の名で知られるこの護衛部隊は、王室のボディガードによって厳選された、王室警備隊で最も献身的かつ才能のあるパイロットたちだけで構成されていた。
歴史
アミダラ女王が王位に就いていた当時、ロイヤル・スターシップの専属パイロットはリック・オリエが務めており、他の乗員たちはよく訓練された技術者、技師、航法士、外交補佐官、科学者、甲板長らによって構成されていた。また、この船には侍女やボディガードなど、女王の側近たち全員を搭乗させることができた。また、広大で空調の行き届いた衣装部屋には、女王があらゆる状況下で必要とする衣装が備わっていた。後にアミダラが退位すると、同時にロイヤル・スターシップも退役となり、新しい君主ジャミラ女王のための新型スター・クルーザーが造られたのだった。