ヴア・ラプーング
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解説
ユージャン・ヴォングの戦士ヴア・ラプーングは、かつてシェイパー・メジャン・クワードと恋に落ちていた。2人は階級の違う者同士の恋が禁じられていることを知っていたが、偉大なる愛の神々ユン=トキシンとユン=クァーは彼らに憐れみをかけ、2人の感情的な接触を許してくれるだろうと考えていた。しかし、神々は2人の恋を許さなかった。それどころか、ラプーングは戦士としての地位を断念し、メジャンのシェイパーとしての地位を脅かすことになったのだ。ラプーングは神々の意思に反することは間違っているとクワードに告げるが、異端者の彼女は神々など存在しないと断言する。ラプーングは彼女の告白を他のユージャン・ヴォングに明かしたりはしなかったが、彼女は彼を信用しなかった。ラプーングは誰にも気づかれる前に、密かに互いの関係を解消したのである。
メジャンはそれを軽蔑として受け止め、ラプーングの体に戦士としての儀式的な傷跡を拒絶する疾患を与えた。そのため彼は戦士としての地位を放棄することを強いられ、シェイムド・ワン(恥ずべき者)に身を落としたのだった。しかし、彼はそれがメジャンの企てであり、神々の意思ではないことに気づいていた。ラプーングは彼女に対する復讐を誓い、新共和国が侵入したヤヴィン4に2人が居合わせたとき、そのチャンスを手に入れたのである。
ラプーングは復讐計画のなかで自らの死を偽装し、シェイパーのダミュテクに向かう途中でアナキン・ソロと遭遇した。2人は哲学的な差異によって衝突したが、ラプーングはアナキンと行動を共にすることが自分の計画のために必要となると判断する。彼はアナキンが捕虜となったタヒアリー・ヴェイラを救出するために手を貸すことに同意し、結果的にメジャンと接近することに成功したのだった。しかし、彼女は異端の罪で逮捕される直前だったのである。
2人はラプーングの兄ハルの助けを得てダミュテクに侵入し、メイン・ハンガーでメジャンと対峙した。そして、ラプーングが自身の苦悩を訴えると、彼女は自分を逮捕しにきた司令官を殺害し、戦士たちの前でラプーングをシェイムド・ワンに貶めたのが自分に間違いないことを告白する。ラプーングはアナキンたちの逃走を助けるために多くのユージャン・ヴォングを殺害し、タヒアリーがメジャンの首をはねたとき、ついに彼は戦士としての償還を遂げたのだった。彼の勇敢な行為によってアナキンとタヒアリーはダミュテクの複合体から脱出することに成功し、ジェダイの元へ戻ることができたのである。