ハイパードライブ・ドッキング・リング
提供: スター・ウォーズの鉄人!
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ハイパードライブ・ドッキング・リング(別名ハイパードライブ・ブースター・リング、またはハイパースペース航行リング)は、ハイパードライブを内蔵していない小型宇宙船が超光速航行を行う際に使用する装置である。
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特徴
小さなスペースに機器を詰め込んだ宇宙船は、一般にエネルギー生成装置や超光速エンジンを収容するスペースを保持していない。小型戦闘機にハイパードライブが搭載されることは稀であり、またそのような機種は高価である。そのため、小型船は長距離移動の際により大型の母船に積載されることが多かった。だが、単独で航行することが多いデルタ7・イーサスプライト級ジェダイ・スターファイターなどの場合は、その行動範囲がジェダイ・オーダーによって遂行される個別任務の有効範囲をカバーする必要があった。
それに対する回答が、独自のエネルギー源とハイパードライブを装備した分離型ブースター・リングである。ジェダイ・スターファイターは特別に設計された船架でこのリングと接続される。ジェダイ聖堂はジェダイ・スターファイターが発進するたびにコルサントの軌道上に一連のブースター・リングを配備していた。
歴史
デルタ7・イーサスプライトおよびイータ2・アクティスのシステムの大半はクワット・システムズ・エンジニアリング社内で開発されたものだが、ハイパードライブ・リングだけはレイター・セクターの技術系製造会社であるトランスガルメグ工業社に下請けで発注されたものだった。このリングの最終的な製品名はサイルイア31・ドッキング・リングである。1対のハイパードライブ・エンジンはジェダイ・スターファイターにクラス1.0相当の性能を与え、それによって航行範囲も150,000光年にまで拡張されるのだ。
数は非公開となっているが、クローン大戦の勃発に先立つ数週間の間に、実験段階のハイパードライブをフレームに組み込んだ高性能型のデルタ7が存在した。しかし、これらの機種の性能データは厳重に保護されているため不明のままである。