ヴィンディカン
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ヴィンディカンは、銀河大戦の初期にシス帝国に仕えていた純血のシスである。ヤヴィンの戦いの3,681年前、このシス・マスターは弟子のマルガスと共に、銀河共和国とジェダイから惑星コリバンを奪回するため、帝国バトルクルーザーの大艦隊に加わった。そしてコリバンで共和国の小部隊と遭遇した後、ヴィンディカンとマルガスはシャトルに搭乗し、コリバンの軌道上に浮かぶ共和国宇宙ステーションに乗り込んだのである。彼らはそこで2人のジェダイの守護者、ザブラクのジェダイ・マスター・カオ・セン・ダラックとその人間の弟子サティール・シャンに襲い掛かった。ジェダイ・マスターはヴィンディカンに深手を与えるが、その直後にマルガスによって殺害され、その後、マルガスは傷を負ったヴィンディカンをも抹殺したのだった。
目次 |
経歴
ヴィンディカンは銀河大戦の初期にシス帝国に仕えていた純血のシス卿、そして尋問官である。ヤヴィンの戦いの3,681年前、このシス・マスターと弟子のマルガスは、共和国とジェダイの支配下にあったコリバンを奪回するための帝国の軍事作戦に参加した。2人は30隻の帝国軍戦艦からなる大艦隊に加わり、この星系に駐留する小規模な共和国部隊と交戦したのである。
ヴィンディカンとマルガスは帝国艦隊から出撃し、シャトルでコリバンの軌道上に浮かぶ共和国の宇宙ステーションに乗り込んだ。そしてステーションのハンガーに着床した後、マルガスを従えたシス・マスターは2人のジェダイ、カオ・セン・ダラックとそのパダワン・サティール・シャンを標的に据え、対決したのである。ヴィンディカンはダブル=ブレード・ライトセイバーでジェダイ・マスターに襲いかかり、一方でマルガスはシャンと戦った。シス・マスターは素早い剣術でダラックを攻め立てると、シャンに向けて激しいフォース・ライトニングを放出する。だが、彼はジェダイ・マスターのフォース・プッシュによってハンガーの反対側に突き飛ばされ、逃走する密輸業者ニコ・オカーの貨物船にライトニングを浴びせたのだった。ジェダイたちはこの船でステーションから脱出するつもりだったのである。
シャンは飛び立った貨物船に飛び乗り、ヴィンディカンとマルガスを相手に戦うマスターのもとを離れた。シス・マスターはマルガスとの2人がかりで再びダラックと交戦する。そしてシス・マスターがザブラクのジェダイ・マスターにライトニングを浴びせると、ダラックは自分とシャンのライトセイバーでそれをマルガスの方へ偏向させた。さらにダラックの2本のライトセイバーはシス・マスターの顔の右側をかすり、ヘルメットを斬り裂くと共に、彼の右目の上に傷を与えたのだった。そして、ダラックがシャンのダブル=ブレードのもう片方を起動すると、その光刃がヴィンディカンの腹部を貫き、彼を戦闘不能に追い込んだ。だが、このときシス・マスターが落としたダブル=ブレードがマルガスの手に渡り、シス・アプレンティスはそれを使ってダラックを仕留めたのである。その後、ヴィンディカンに近づいたマルガスは彼といくつか言葉を交わし、マスターを殺害したのである。
人物と特徴
攻撃的なヴィンディカンは硬い赤色の皮膚と黄色い目をしていた。彼は黒いローブを身に纏い、顔を全体をマスクで覆っていた。この純血のシスがダラックの弟子のステーションからの脱出を阻止しなかったとき、彼の弟子マルガスはそれをマスターの失態として受け止めた。だが、ヴィンディカンはこれをシスの再訪の序章に過ぎないと考えていたのである。このシス・マスターは殺される前に、マルガスから故郷への凱旋を歓迎された。コリバンはシスの太古の故郷だったのだ。
力と能力
ヴィンディカンはシス・マスター、シス卿、そして尋問官である。彼はライトセイバーを使った戦闘を得意とし、共和国のコリバン宇宙ステーションにおけるカオ・セン・ダラックとの戦いでダブル=ブレード・ライトセイバーを使用した。さらに彼はこのライトセイバーで、トルーパーがミサイル・ランチャーから発射したミサイルを偏向させている。だがこの戦いの中で、シス・マスターはダラックの消していた光刃が自分の体の中心部を向いていることを見落としていた。ジェダイが武器を起動したとき、ライトセイバーの光刃はヴィンディカンを貫いたのである。