CC-1004
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グリーの愛称で知られるCC-1004は、クローン大戦でジェダイ将軍ルミナーラ・アンドゥリィと共に第41エリート・コープス(第9アサルト・コープスから独立した部隊)を率いたシニア・クローン・コマンダーである。後に彼はヨーダの下で部隊をキャッシークの戦いへと導き、オーダー66を実行しようとした際に将軍の手によって殺害されたのだった。また、グリーの頭部には赤い2本のストライプを覗いて毛髪が一切なかった。
解説
個性を発達させる段階に認められた兆候から、CC-1004は未知のエイリアン文化における権威となるよう指示を受けていた。全自動クローン教育プログラムは、それぞれの兵士たちに、共和国に存在する多くの種族の基礎知識を与えているが、CC-1004はさらなる熱意によってより多くの知識を追求し、カミーノアンの研究所長の注意を引き寄せたのである。
通常、このような例外は異常として分類され、システムから消去されることになっている。しかし、1004の独特な個性が発見されたのは、カミーノアンによる特別なクローン・コマンダー訓練プログラムが実践されているときだった。アルファとして識別されるARCトルーパーが、一部のトルーパーの独立心と個性に目を付け、彼らにクローン・コマンダーとしての特別な訓練を与えていたのである。
ユニット1004には、その知的探究心への敬意からグリーという名が与えられた。グリーとは、共和国でほとんど知られていない未知なるエイリアン種族の総称である。誰かに紹介された後、彼の名前について意見を述べる者がいると、グリーは彼のエイリアン文化への情熱を共有すべき仲間として、その相手と接しようとするのだった。
その幅広い知識から、彼の指揮する第41エリート・コープスは固有種族を有する惑星に配置されることが多かった。クローン大戦末期にはキャッシークに派遣され、ヨーダ将軍の部下として、密林環境に適した特殊装備のトルーパーたちを指揮していた。グリー自身も迷彩を施した装甲服を着用し、周囲の緑の環境にうまく溶け込んでいたのである。
グリーはヨーダの命令に従う忠実な指揮官だったが、その究極的な忠誠は共和国に向いていた。そのため、パルパティーン最高議長がオーダー66を発令すると、彼はそれを予期せぬ最悪の場合のシナリオ、すなわちジェダイによる共和国への裏切りであると理解し、老ジェダイ・マスターをこの状況における危険な敵として認識したのだった。
グリーはヨーダに反応する時間を与えることなく仕留めるため、彼を背後から射殺しようと試みる。しかし、グリーは哀れにもジェダイ・マスターの知覚を過小評価していた。彼がブラスター・ライフルの引き金を引く前に、ヨーダは射程範囲の後方へと飛び退け、素早いライトセイバーの一振りで指揮官の首を切り落としたのである。