第41エリート・コープス
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解説
第41エリート・コープスは、共和国グランド・アーミーのエリート・クローン・トルーパーからなる特殊部隊であり、様々な種類のクローン・トルーパー(AT-RTドライバー、クローン・スカウト・トルーパーなど)によって構成されていた。彼らの軍団カラーは灰色である。
シニア・クローン・コマンダー、グリー率いる第41エリート・コープスは、クローン大戦を通じて、原住種族と共に数々の惑星に配置されていた。第41エリートは、ジェダイ高位将軍ルミナーラ・アンドゥリィおよびコマンダー・グリーの指揮下にある第9強襲部隊の一部である。彼らは厳しい気候の惑星における任務を専門としており、それに特化した訓練を受けていた。また、彼らは配置先の惑星の原住種族と同盟を結ぶため、グリーは種族や文化に関する専門知識にも長けていた。
彼らはフェーズII・クローン・トルーパー・アーマーとカモフラージュされたスカウト・アーマーからなる大型の装備を身に付けていた。また、キャッシークの戦いなどでの戦闘や偵察の際には、AT-RTやジャガーノートを使用していた。
戦争開始から1年後、グリーと第41エリートはディンローの戦いに参加したが、そこで彼らは大規模なドロイド軍によって身動き取れない状況に追い込まれた。このとき、ディンローからの脱出任務で部隊を指揮したのは、ジェダイ・コマンダーのター=マカンである。その後、第41エリートはコルサントへの帰還を許可され、一部はカル・スキラータの不正な軍務の隠滅作業に、一部は軍の士気高揚のための任務に従事したのだった。
さらに2年後、第41エリートはキャッシークの戦いで、この惑星の制圧のために送られたドロイドの侵略軍に対する大規模な軍事作戦に従事した。そこで、第41エリートのクローン兵団はウーキーの戦士たちやジェダイの小集団と共に戦い、独立星系連合を敗北寸前にまで追い詰めたのである。
第41エリートの大半の兵士はキャッシークへ送られていたが、一部は別動隊としてウータパウの戦いの支援に送られ、クローン軍と原住民のパウアンとの関係を円滑にする任務に従事したと考えられている。
しかし、パルパティーンがオーダー66を発動すると、コマンダー・グリーと配下の兵士たちは即座にジェダイを裏切り、ルミナーラ・アンドゥリィを殺害する。だが、マスター・ヨーダはグリーを殺害し、チューバッカとターフルの助けを借りて脱出することができた。一方、ウータパウでは、第41エリート・コープスの別動隊がパウアンを拘束していたが、その理由は分かっていない。そして、オーダー66の実行後、第41エリートはドロイド軍の残党を一掃し、キャッシークから撤退したのだった。