CT-5385
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CT-5385、通称タップは、クローン大戦中に共和国グランド・アーミーで戦ったクローン・トルーパーの愛称である。彼はジャンゴ・フェットの遺伝子テンプレートからカミーノアンによってグランド・アーミーのために作られた、多数のクローンのうちの1体だった。彼は戦争の後期に起こったアンバラの戦いに、第501大隊の一員として参加したのだった。
経歴
ヤヴィンの戦いのおよそ21年前、タップは共和国グランド・アーミーにおける第501大隊の一員だった。アンバラが共和国を離脱し、分離主義勢力に加わると、共和国はアンバランの高度な兵器テクノロジーが敵の手中にわたることを防ぐため、この惑星に対する大規模な侵略を開始した。第501大隊は大規模な戦いに参加し、タップはジェダイ将軍アナキン・スカイウォーカーとキャプテン・レックスの指揮下におかれたのだった。第501大隊の目的はアンバラの首都制圧を支援することだったのである。
第501大隊を乗せたガンシップが着陸すると、彼らは地元のアンバラン軍による激しい抵抗に遭った。そして攻撃の第一波を撃退し、敵の領域に足掛かりを築いた後、第501大隊の兵士たちは首都へ進撃する前のわずかな休息の機会を得ることになる。だが、この休息は防衛網の背後を突くアンバランの奇襲によって妨害され、兵士たちは休んでいた尾根からの撤退を強いられたのだった。
その後、第501大隊が再び動き出し、首都を目指そうとしたとき、スカイウォーカー将軍がパルパティーン最高議長の要請によってコルサントに呼び戻されてしまった。彼の代わりとして、ベサリスクのジェダイ将軍ポング・クレルが一時的な指揮官となったのである。
そして12時間におよぶ休息なしの行軍の後、クレルは当初の計画を変更し、キャプテン・レックスと2個小隊を首都へと続く幹線道路に送り込んだ。だが、タップをはじめとする多くのクローンがこの作戦に疑問を抱いていた。彼らの不安は的中し、地雷とアンバランの奇襲によってレックスは撤退を命じることになる。その結果、彼らは敵を誘い出し、狙い撃ちすることができたのだった。クレルは撤退する小隊を支援するため、しぶしぶと予備のクローンとAT-RTドライバーを送り出した。クローンたちは辛うじて持ちこたえ、アンバランの攻撃を撃退することができたが、幹線道路から首都制圧を目指すという作戦は失敗に終わったのである。