HX2対人用地雷
(HX2から転送)
| ||||
|
解説
コナー・シップ・システムズ社製HX2対人用地雷は、銀河系で幅広く使われていた対人用地雷の1つであり、クローン大戦中は銀河共和国のARCトルーパー部隊でも広く使用されていた。
古代の戦場において必要不可欠な存在だった地雷は、敵の接近を制限し、あるいは思い留まらせるために地上に広く散りばめられた埋設型爆弾である。地雷埋設区域は簡単かつ安価に用意することができ、ほとんど保守作業を必要としない。さらに、敵軍にとっては一掃することが非常に難しい武器でもあるが、その一方で大きな欠点も存在する。対人用地雷は内部に強力な爆弾を含んでおり、接近センサーが何かを検出したときに爆発が誘導されるが、これらの爆弾は完全無差別に機能するため、敵と同様に友軍や一般市民も簡単に殺傷もしくは破壊してしまうのだ。
基本的な爆弾と洗練されたセンサー技術の融合は、こうした地雷の欠点を減少させることに役立っている。しかし、これらをより効果的に作用させるためには大量に埋設する必要があり、数を増やせばそれに応じて感知ユニットの感度と価格が制限されてしまうことになる。そのため、大抵の地雷はそれほど洗練されておらず、接近する物体のおおよその大きさ、重さ、方向を検出することしかできなくなっている。