カイ・ナレック
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カイ・ナレックは、銀河共和国の晩年に活躍した人間のジェダイ・ナイトである。
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経歴
ヴェントレスの訓練
クローン大戦のおよそ10年前、カイ・ナレックの乗る宇宙船が未開の惑星ラタータックに墜落した。そこでナレックは即座に地元民たちによって襲われたのである。彼は襲撃者たちと戦い、アサージ・ヴェントレスという名の孤児を発見した。このとき彼は少女に強いフォースを感じたことから、彼女にジェダイの武芸を教えたのである。
数年後、ヴェントレスが大人へと成長すると、彼女とナレックはラタータッキのオシカ・カースク大将軍と戦い、やがて2人はラタータックの英雄となった。しかし、ナレックはヴェントレスのジェダイの訓練を終わらせる前に、襲撃者によって背後から撃たれ、殺害されたのである。マスターの死に激怒したヴェントレスはフォースのダークサイドに転向し、その後、ダース・ティラナスに鍛えられたのだった。
その後
ナレックの死後、ヴェントレスはフォースのダークサイドに転向した。その後、彼女は師を見捨てたと考えたジェダイと戦うため独立星系連合に加わり、ダース・ティラナスの命令で動く刺客となったのである。
ヴェントレスは彼の形見として、自身の居城にナレックのライトセイバーを保管していた。オビ=ワン・ケノービはヴェントレスとの戦いの際にそのライトセイバーを使用したことがある。ヴェントレスは敵がマスターのライトセイバーを使ったことに激怒したのだった。そこでケノービはARCトルーパー・アルファと共にラタータックから脱出する際、アサージに、戦っても亡き師は戻ってこないと告げたのである。
これらの出来事の後、ドゥークー伯爵による暗殺を逃れたヴェントレスはダソミアへ逃走し、マザー・タルジンとその氏族のナイトシスターたちによる治療を受けた。その過程で彼女は、ナレックとの出会い、彼から受けた訓練、そして彼の死といった過去の記憶を蘇らせる。その後、ヴェントレス、ナレス、カリスはドゥークー伯爵を襲い、彼を死の直前にまで追い詰めた。しかし、ドゥークーはあまりにも強く、フォース・ライトニングによって彼らを崖へと転落させてしまう。だが3人のナイトシスターは生き延び、ヴェントレスは次の復讐の機会を待ちわびることになったのだった。